私には車エビとブラックタイガーの区別はつきません。どちらも食べた記憶がない。
昔、志摩に行ったときに大金をはたいて伊勢エビを何匹か食べましたが、格別旨くもなし。
車エビだと思って食べている人に、それはブラックタイガーだ…とわざわざ教えることはないと思います。大型エビの総称(あるのですかね)を書いておけばいい。
メニューに依らず、自分の舌で評価しましょう。
化かしあい 服部 雅充 むかし、あるところにキツネとタヌキが住んでいました。 どちらも化けるのがうまいと自慢していましたが、ある時、どちらが化けるのがうまいか勝負しようということになりました。 「車エビに化けてみろ」とタヌキ。 「おやすいごよう!」と言って、キツネは車エビに化けました。 「おいおい、それはブラックタイガーだろう」 「何言ってる。これが車エビだ!」 「違う、違う。車エビとは、こういうものだ」と、今度はタヌキが車エビに化けました。 「おい、それはバナメイエビだろ」 「お前こそ何言ってる。これが車エビだ!」 タヌキもキツネも、本当の車エビを知らなかったのです。 ところで、車エビって、どういうエビでしたっけ? (千葉県八千代市・会社員・58歳) ひと頃、盛んに報道されたエビのあれこれ。タヌキとキツネが技を競う服部雅充さんの「化かしあい」ですが、どうやら、騙(だま)しの技術に関しては、人間の方が一枚上手のようです。 |