2016年の干支はサル。中日新聞サンデー版の一部を写します。 「サル」って? 日本語で「サル」は、ヒト以外の霊長類の総称として用いられるが、英語では「monkey」のほか、「ape」(類人猿)、「Iemur」(キツネザル)などと区別がある ヒトはサルから進化した? サルはヒトの祖先ではなく、共通祖先から枝分かれしてそれぞれ進化した。長い年月を経ても、サルがヒトにはならない
<身体の特徴・生態>
顔 毛が少なく血管が透けて見えるため赤い、発情期には一層赤くなる 目 立体視が可能で、色もヒトと同様に感知 耳・鼻 ヒトよりよいとみられる 歯 乳歯は20本、永久歯は32本。オスは犬歯が発達している 毛 6月頃に生え替わる。寒い所にすむサルの方がフサフサしている 前足(手) 指は5本。親指と他の4本が離れていて、ものをつかめる 後ろ足 指は5本。前足同様、ものをつかめる 頬 頬袋に食べ物をため込み、後から手(前足)で押し戻して食べられる 尻 毛が少なく赤い。発情期には一層赤く腫れ上がる。皮膚が角質化した尻だこがあり、座ったとき尻を守ったり体を安定させたりする 子ザル 最初は黒っぽい毛をしているが、生後1月ほどで茶色くなってくる。半年くらいで母から離れて遊びたがる。1歳過ぎまで母乳を飲む。 食べ物 雑食。木の葉や皮、果実など植物中心。昆虫や鳥の卵なども 鳴き声 二十数種類はある 寿命 25年ほど。長いと30年 繁殖期 繁殖期は秋。特定の夫婦関係はなく、複数と交尾する。オスは自分の子が分からず、父子関係はない 出産 メスは4歳ほどで出産が可能に。妊娠期間は約半年。野生では1年おきに1匹、餌付けされている個体は毎年産むことも
桃太郎、さるかに合戦などの昔話や、「猿も木から落ちる」「犬猿の仲」などのことわざ、「猿芝居」「猿まね」といった言い回しにもサルは登場する
サルの被害 近年、サルによる人間や農作物の被害が目立っている。農作物被害額はシカ、イノシシに次いで多く、年15億円前後。市町村は被害防止計画を定め、捕獲や追い払い、防護柵など対策を取っている。2012年度は有害鳥獣として約1万6000匹捕獲された。
× ×新聞から一部を拾い写しをしました。 申年2016年(平成28)は、もう五つ寝ると・・・・。
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