これまで僕が使ってきたカメラはデジタル一眼がメインカメラであり、コンデジはサブとして使ってきた。そしてコンデジには防水機能の付いた物を使ってきたが、画質が悪いのが不満だった。その不満はキャノンS90(コンデジ)を使うようになってからは見事に解消された。その画像は驚くほど綺麗であり、防水機能が付いていない欠点を補って余りあるものだった。 メインカメラも重いのは嫌なので、軽量コンパクトを重視してニコンD60(一眼)を使ってきた。で、今回、カジキ釣りに向けてメインカメラの検討をしたんだが、いろいろ検討し、やはりニコンとキャノンが残った。カジキのテールウォークを撮影するには連写機能が必要で、それを重視するとかなりの上位機種になる。そして、上位機種は重いので、釣りに持って行くのは気が重い。最後に残ったのはニコンのD90とキャノンの50Dだった。この2機種はよく似ていて優劣が付けにくい。連写はキャノンが上で秒間6枚、それに対しニコンは秒間4.5枚。だが、ニコンのほうが好ましい面もあった。最後に決め手になったのは交換レンズであり、僕はニコンの交換レンズはたくさん持っているが、キャノンはゼロである。それにニコンには使い慣れているという安心感がある。というわけでニコンD90に買い換えることにした。キャノンに惹かれながらニコンを使い続けるというこれまでのパターンを繰り返すことになってしまったわけだ。 自然を相手に写真をとる場合はね、撮影の技術もさることながら、その現場にいること、その時カメラを持っていること、が重要だと思う。その意味でコンパクト一眼の有利さが浮かび上がってくるというわけだ。 新しいカメラが明日、カメラ屋に届く。楽しみである。 |