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2010年09月03日(金) 
 ロナルズの「フライフィッシャーの昆虫学」だが、出版に当たって、ひとつ迷っていることがある。それは本の表紙をハードカバー(硬い厚紙の表紙)にするか、それともソフトカバー(ソフトな薄紙の表紙)にするかという問題だ。この問題はけっこう大きくてね、ソフトカバーだと制作費は低く抑えられるが、ハードカバーにすると製本代がかなりかかる。簡単に言うとハードカバーにすると1冊あたり1000円以上値段が高くなる。
 今のところ、ソフトカバーでの小売価格は2000円前後(おそらく1800円くらい)になる見通しだが、ハードカバーにすると3000円程度になってしまう。もちろん、中身は同じなんだが、表紙が違うだけでこれだけの値段の差が出てしまう。
 ある年配の出版関係の方に相談したら、
「古典中の古典ですから、ハードカバーで出すべきでしょう。ペラペラの表紙じゃあ著者に失礼に当たるんじゃないですか。きちんとした立派な本にしたほうがいいでしょう」
とのご意見だった。
 確かにその通りではあり、アメリカで出ている復刻版はハードカバーである。だが、僕はそれほどまでにハードカバーにこだわらないでもいいように思っている。内容が一番大事なんだから、と。値段を安く抑えて、多くの人が読めるようにしたほうがいいんじゃないか、とも思う。一方では、「フライフィッシャーの昆虫学」を読もうという人はベテランのフライフィッシャーマンが多いと思われ、そんな人々は1000円、2000円の差額など問題ではなく、良いものが欲しいと考えるんじゃなかろうか。
 と、ここまで考え、決めかねているところだ。
 皆さんはどう思いますか?
 一般庶民として、今の時代、本を買うかどうか迷ったとき、値段が2000以内か2000円以上で違ってくるものかどうか、ぜひ聞かせてもらいたい。

閲覧数753 カテゴリ日記 コメント6 投稿日時2010/09/03 17:38
公開範囲外部公開
コメント(6)
時系列表示返信表示日付順
  • 2010/09/04 08:24
    さん
    お名前:三島の山田

    勿論、私はハードカバーが良いと思います。
    この本は私の本棚に、これからずっと並ぶ大切な一冊となると思いますので。
    次項有
  • 2010/09/04 08:45
    鉛筆狂四郎さん
    なるほど。
    この本が本棚にずっとならぶ古典であることは間違いないよ。
    ハードカバー派1票だね。
    次項有
  • 2010/09/04 11:58
    さん
    お名前:袋井のマツヤマ

    先生、いつもブログ楽しく拝見しています

    あえてソフトカバーに一票入れさせて下さい

    理由は価格でなく携帯性です、読み返してこそ愛書、バックにしのばせ旅先・飛行機・列車に持ち込み安く、いつしかホロリと綻ぶ味も捨てがたしと思いまして…
    次項有
  • 2010/09/04 12:08
    鉛筆狂四郎さん
    久しぶりだネ。

    モンタナに行ってフライに取り憑かれてしまったのでは?

    ほほう、携帯性ねえ。
    新たな視点だね。
    これでソフトカバー派1票。
    次項有
  • 2010/09/04 22:17
    さん
    お名前:N崎

    お名前:静岡のN崎
    ご無沙汰しています。いいですね。私も是非一冊手に
    入れたいと思います。その際にはハードカバーでお願
    いしたいですね。こういった本はオフシーズンになっ
    たときに、スコッチでもなめながらゆっくり味わうべ
    きものだと思います。そのときにソフトカバーですと
    手触りが、ちょっと物足りないように思います。一日
    も早く出版されるよう祈念しております。
    次項有
  • 2010/09/05 22:39
    鉛筆狂四郎さん
    N崎さん

    なるほど、確かに、その通りなんだよ。
    困ったなあ。
    両方の希望者が居てね。
    いっそのことハードカバーの本とソフトカバーの本と両方作ろうかなあ。
    次項有
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