下野新聞 2012年8月9日付 朝刊 【萩野選手 凱旋】 笑顔で「応援に感謝」小山駅 ロンドン五輪競泳男子400㍍個人メドレーで銅メダルを獲得した作新学院高3年の萩野公介選手(17)が8日夜、自宅のある小山市に凱旋した。 東北新幹線でJR小山駅に降りた萩野選手は、赤いTシャツにカーキ色のズボン姿。改札口で母貴子さんや大久保寿夫市長、地元桑地区「応援する会」の柿崎全良会長らの 出迎えを受け、市職員から花束を受け取ると「ありがとうございます」と笑顔で応えた。 駅長室での懇談で、萩野選手は「地元の応援は本当に温かく、自分の力になった。水泳人生はまだまだ続く。4年後のリオデジャネイロ五輪では、もっといい成績を残したい」と力強くあいさつ。大久保市長は「16万市民が大きな感動と勇気、元気、希望を与えてもらった」と祝福した。 萩野選手と言葉を交わすのは2か月ぶりという貴子さんは「色が黒くなって、少したくましくなった」と、わが子を見つめた。 「まずは家でゆっくり休みたい」という萩野選手だが、16日にはインターハイに出場するため新潟県へ向かう予定。 〈読者投稿〉 7月29日にとてもハッピーなニュースが飛び込んできました。それはロンドンオリンピックの競泳400メートル個人メドレーで17歳の高校生スイマー、萩野公介選手が銅メダルを獲得したというニュースでした。 実は萩野選手とは幼稚園と小学校が一緒で、家も近所、また幼少期の頃はよく一緒に遊んでいた間柄でした。そんな身近な一つ下の男の子がオリンピックでメダルを獲得したことはとんでもないビッグニュースです。萩野選手のレースは母校の小学校で上映会が行われました。もちろん、自分も母校のスクリーンの前で家族と友達と一緒に応援しました。早朝にもかかわらず母校には多くの地元の方々が応援にかけつけ、萩野選手が3位でフィニッシュした瞬間は大いに盛り上がりました。あの瞬間、体中に鳥肌が走ったのを鮮明に覚えています。自分の地元である小山市にオリンピックのメダリストがいることを誇りに思います。これからも萩野選手を応援し続けます。 五十畑遼さん 19歳 栃木県 × × 誤字脱字写し間違いあります。 |