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日本海新聞 2013年1月12日付 朝刊 【「一期一会」似顔絵2千人突破】福田典高さん ギネス申請へ 鳥取市国府町中河原のアトリエ小学校(旧成器小)を拠点に活動する画家の福田典高さん(72)=同市立川町4丁目=が描いた似顔絵が2千点を突破し、ギネス記録に申請することになった。福田さんは「認定されれば『ギネス記録を持つ木造校舎』として観光客も呼び込めるのでは」と、地域の名所に新たな価値が加わる可能性に期待している。 福田さんは11年前に廃校となった校舎で作品を作りながら、ギャラリーやお化け屋敷など集客施設としての活用も続けている。 校舎の保存活用を支援する地元有志の「器の会」代表世話人で、中河原自治会元区長の土橋満さん(67)が昨年12月、似顔絵の数でギネス記録に挑戦しようと福田さんに「遊び半分で」持ち掛け、福田さんが快諾。保管されたままだった似顔絵作品を玄関や階段、2階廊下などに展示した。新たな作品も加えると、描かれた人数は2088人(8日時点)にも上るという。 福田さんがギネスワールドレコーズジャパン(東京都港区)に問い合わせると、「似顔絵の制作数というカテゴリーがない」などの回答があり、認定には困難も予想される。福田さんは展示された作品を撮影するなどして、3月頃の申を予定している。 「人は移ろうもの。そのとき会っている人は二度と同じ姿ではなく、まさに一期一会。だから人物を描くのが好きなんです」と魅力を語る福田さん。校舎を訪れた家族連れや友人を和やかなタッチで描いた似顔絵が多いが、東京でイラストレーターとして活動を始めた1961年ごろからの人物画もあり、東宝在籍時に手掛けた映画の広告や週刊誌に描いた犯罪者など、時代を反映した作品も展示されている。 「『こんな時代もあった』『知っている人がいる』と、自分の思い出と重ね合わせながら見てもらえたら」と福田さんは話している。入場無料。 〈読者投稿〉 私はこの記事を読んでとても温かい気持ちになりました。約2000人もの人と出会い、そして似顔絵という形で思い出を残す。とても素敵だと思います。「一期一会」という言葉のとおり、人との出会いは一生に一度かもしれません。 福田さんには2088人分の思い出が似顔絵として残っています。似顔絵だとその人の雰囲気や印象が色で表現されていて、写真とは一味も二味も違う作品になっていると思います。私も来年には社会人になります。今のうちに学校の友達との思い出をたくさん作り、似顔絵のような「物」として残して年を取った時に物を見て当時の思い出を思い返せるようにしたいと思いました。 この2088人の似顔絵を展示するだけでなく、いつの日か、似顔絵を当人に渡して、当時の他愛もない話でもできれば、福田さんも描かれた本人もHAPPYな気持ちになれるのではないかなと思いました。 高橋健太郎さん 19歳 鳥取県 × × 誤字脱字写し間違いあります。 |