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2014年02月22日(土) 

  前口上
僕には、むずかしいことはよく分からねぇけどね、
あんたが幸せになってくれりゃいいと思ってるよ。
           第16作「男はつらいよ 葛飾立志篇」から
 ぼくは、文化放送でラジオ番組「続・みんなの寅さん」の構成作家とパーソナリティーをつとめております。2011年4月の放送開始直後から、番組には「寅さん女子」ともいうべき、若い女性ファンからの手紙やメッセージが多く寄せられています。彼女たちは、異口同音「寅さんがそばに居てくれたら」と、寅さんを「理想の男性」と考えているようです。
 1969年に山田洋二監督の映画「男はつらいよ」第1作が公開され、70年代に爆発的なブームとなりますが、それを支えたのが男性ファンでした。オールナイトの映画館では、奮闘努力のかいもなく、失恋を重ねる寅さんに共感する男性であふれていました。
 「男はつらいよ」は、シラノ・ド・ベルジュラックが愛しのロクサーヌへ抱き続けた想いや、「無法松の一生」の富島松五郎の吉岡大尉夫人への恋慕に象徴される、古今東西の小説や戯曲で描かれてきた「献身愛」の物語でもあります。お正月とお盆になると、必ず映画館に帰ってくる寅さんは、日本の風物詩でした。
 96年に主演の渥美清さんが亡くなってシリーズが終了した後も、「男はつらいよ」は幾度となくテレビで放送され、ビデオやDVDなどの普及により、いつしかリアルタイム世代だけでなく、その全盛を知らない平成生まれの若い世代にも、親しまれるようになってきました。
 ところが平成生まれの「寅さん女子」は、映画館では観たことのない世代がほとんどです。彼女たちに寅さんの魅力を尋ねると、寅さんは「相手の幸せを考えてくれる」「人の話を聞いてくれる」からとの答えが返ってきます。
 なるほど寅さんは、自分が失恋しようとも、マドンナに「幸せになってくれりゃいいよ」と、いつも相手の幸せを願っています。寅さんは、それをきちんと「ことば」にして、伝えてくれるのです。スマートフォンを手にしてSNSでのコミュニケーションが日常のデジタル世代が、アナログの極みともいうべき「寅さん」に共感しているのです。
 この本では、「寅さんのことば」をテーマにさまざまな話題をコラムにつづってまいります。寅さん流に言えば「以後、見苦しき面体、向後(きょうこう)万端お引き立ての程、よろしくおたのん申します」。
 ×       ×
「寅さんのことば 風の吹くまま気の向くまま」娯楽映画研究家 佐藤利明著
四六判 216頁 定価1680円(税込)送料290円の本です。

誤字脱字写し間違いだらけと思いますが自分のリハビリのために少しずつ写します。おかげさまで、ちょうど良い運動になります。

閲覧数1,126 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2014/02/22 11:15
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2014/02/23 15:17
    私はお坊さん役で出演していた、笠智衆さんが大好きでした。
    温厚な語り口で、和やかな雰囲気が良かったです。

    おこがましいですが、私の祖父に雰囲気が似ていました。
    20年以上一緒に暮らしましたが、穏やかなひとで怒られた記憶はありません。
    だから、祖父の言うことは皆しっかりと聞きました。
    私が一番好きな人で、嫁いで来るときに祖父と離れるのが一番つらかったです。
    寅さんお茶の間に人気者ですね。
    BSで時々みます。
    次項有
  • 2014/02/23 16:04
    みつちゃんさん
      ありがとうございます。

    笠智衆さん、なるほど、この本には登場人物が役者名でも載っています
    懐かしい俳優さんを思い出すことも出来ます笠智衆、次回名前が出てきます。

    BSでやっているのですね見たいと思います。
    私はテレビでも映画でもあまり観ていないので観たくなりました。
    次項有
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