良いお話ですね。
よく、こちらの祖父が髪の毛の長さやひげにはうるさかったです。
身だしなみはやはりだいじですね。
この頃、女子アナの服装が気になるのは私だけでしょうか?
特にNHKのかたにはやはりきちんとしてほしいと願います。
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第二章 気づかせること 身だしなみを整える 若い選手には身だしなみについて注意することも多かった。 髪形や服装に厳しかった野村監督の影響もあると思うが、私自身もプリンスホテルでビジネスパーソンとして働いた経験がある。個人的な基準ではあるが、「社会人として通用するか」というのを判断基準にしていた。 ホテルマンを思い出してもらいたいのだが、髪型がオールバックでバチッと決めている方が多いと思う。もちろん、ひげを生やしているホテルマンはいない。服装もそうだが、接客業のプロとして訪れた人に不快な思いをさせないという配慮からだろう。 プロ野球選手も社会人であり、子供たちに夢を与える立場の職業だ。その子どもたちの親御さんが見て「息子にこんな大人になってもらいたくない」と思うような身だしなみはしてほしくないのである。 最近では、茶髪にしたり、ひげを生やしている社会人もいる。そういう意味で茶髪やひげも清潔感があれば許していたのだが、やはり違和感はある。「毎日、ひげを整えている時間があるのだったら、もっと野球のことを考えればいいのに」と思ってしまうからだ。 もみあげからつながるひげを生やしているヤクルトの畠山和洋が2012年のオフに講演で訪れた野村監督から「中心選手は周りの手本とならなければならない。ひげを剃りなさい」と注意されたことがあった。翌2013年のキャンプインの前日にひげを剃ったのだが、これはスタンドプレーと言わざるを得なかった。剃るのであれば、すぐに剃るのが意識というものではないだろうか。案の定、またすぐに伸ばし始めた。故障もあって、ここ数年は思うような結果が出ていない。個人的には、まずはそういった意識から変えるべきだと思っているのだが、どうだろうか。 チームは違うが、PL学園高校の後輩である広島の前田健太にも身だしなみで注意したことがあった。2012年のオフシーズンに髪の毛を茶髪にしていたのである。 オフシーズンで気分転換をしたい気持ちも分かる。とはいえ、すでに球界を代表する投手である。どことなく清潔感もなかったので「これはオレが言わなあかんな」と思って注意をした。 「なんや、その髪の色は。奥さんに聞いてみな。自分の子供が将来、サッカーの香川真司選手とお前と、どっちのようになってほしいかって」 そう言うと、前田は髪を黒く染め直してきた。それ以降はずっと真っ黒にしている。そういう部分が、前田の素直な部分でもある。 サッカー選手の名前を出したのには、理由があった。香川選手だけでなく長谷部誠選手など最近のサッカー界はしっかりした選手が増えたと感じている。 以前はサッカー選手といえば、茶髪でチャラチャラしたイメージだったのだが、ここ数年でずいぶんと変わってきた。若い頃から世界で戦うことを意識しいるせいなのか、インタビューの記事を読んでいても自分の言葉でしっかりと答えている選手が多い。 これには正直、危機感を抱いている。以前は日本人なら野球だろうと安易に考えていたのだが、ここ数年で状況が大きく変わってきた。世界で日本人らしく戦うサッカー選手を見るほどに「これは野球界にも影響があるぞ」と思うのである。 一方で野球はどれくらい進化できただろうか。子どもたちに夢を与えられているであろうか。「野球とサッカーでいいライバル関係を保ちながら、スポーツ界を盛り上げていければと考えている。サッカー界から学ぶことも多いはずだ。 × × 誤字脱字写し間違いあります。 |