現在はコロナで観光客は減少していますが、その前までの掛川城は年間14万人以上の入館者で収支は黒字です(天守、御殿、茶室、竹の丸)。
先月9月も観光客が多かったのでおそらく黒字に戻ったと思います。
掛川城に来られる観光客の殆どは掛川城(または花鳥園)だけで町の中に流れていくことはありません。
それだけの魅力がないからです。
観光客から「食事しようと店に入っても店の人が出てこないので営業しているかどうかも分からない」と愚痴を言われたことがあります。
それは掛川だけの話ではありません。
県内の駅前通り商店街はみんな閑散としています。
うまくいっている例を聞きました。
犬山城です。
閑散とした町並みを復活させたんです。
犬山の人が来ると良くその自慢をしています。
他には川越や彦根が活気を取り戻していると聞いていますが、地元の人ではなく他県からテナントで入っているようです。