書き込み数は12件です。 | [ 1 2 ] | ◀▶ |
昨日、ある出版社の編集者が2人、相模原まで僕に会いに来た。編集長が替わり、新編集長とナンバー2が挨拶に来たというのがたてまえだったが、懸案だったロナルズ著「フライフィッシャーの昆虫学」の翻訳本の出版の相談がメインだったようだ。 結局本を出すのは採算の面から難しいということだった。それではと、僕が本を作って、フライロッダーズから販売というのを検討してほしいと言ってみた。本を作ることより、売るほうが手間がかかるからね。そうしたら、前例はありませんが検討してみますということだった。さらに、雑誌に連載してくれれば宣伝にもなるんだがと言 … [続きを読む] |
今年も北アルプスの姫川の支流にイワナ釣りに行った。泊まりは定宿になりつつある「イタリアンレストラン&フライフィッシャーマンズロッジ・フロンティア」。N居田君が幹事をしてくれ、合計9名の参加となった。 ここのオーナーシェフは名物男でネ。マタギの血を引くY田さんは”白馬の山猿”と名乗り、健脚にものをいわせて付近の源流帯を釣り歩き、イワナの居場所を知り尽くしている。フィッシングガイドもやるし、バンブーロッド・ビルダーであり、イタリア料理の名料理人でもある。多才な人物である。 僕とY本さんは金曜日の夕方に宿に到着。ちょこっとイブニングを … [続きを読む] |
二日目は何としてでも釣ろうというクルーの意気込みに押されて、出船を1時間早め、6時出船となった。ふたたび慶良間列島の海に向かう。途中、積乱雲の下に竜巻が起こっているのが見えた。 この日、待望のヒットがあった!急にクルーは大忙しとなり、我々ゲストは彼らの邪魔にならないように避けていた。そして、 「先生、どうぞファイティングチェアに座ってください」 と言われた。どうやらゲスト3人のファイトする順番が決めてあったらしい。僕はカメラをN居田君に渡して撮影を頼んだ。僕にはファーネスが着せられ、ファイティングチェアに座らされ、そしてファーネ … [続きを読む] |
朝6時、宜野湾マリーナに向かうと、すでにクルーが忙しく準備をしていた。船名はクリスタルワン号で、りっぱなクルーザーであった。準備を待つ間があったので、港に居た魚を釣って遊んでいたらハリセンボンが釣れた。愛嬌のある顔をしていたので写真をお見せしよう。 この日は釣り大会になっていてチームクリスタルも登録済み。そしてスタートとなり、大会参加者のボートが一斉に沖に向かって走り始めた。いよいよである。久米島近くの慶良間列島の釣り場までは1時間ほどかかるそうだ。広々とした青い海を海風をいっぱいに受けて走るのはまことに爽快だった。海の色は … [続きを読む] |
7月16-18日、沖縄にカジキ釣りに行った。カジキ釣りは僕の夢の釣りだったが、これまでチャンスがなかった。今回、大学の同級生のK久村君(内科医)のお世話で眼科の病院をやっているA里先生が僕をカジキ釣りに招待してくれ、今回実現したのだった。K久村は僕と同年であり、A里先生は僕より一回り若い。釣りには僕とN居田君、そしてK久村君が参加する。 16日(金)、N居田君と一緒に羽田空港を発ち、那覇へ。機内から珊瑚礁に囲まれた沖縄の島々が見えたときは、うん、また来たなあ、と思った。飛行機の速度が速すぎるから見る角度がすぐに変わるので、雲の合間に小 … [続きを読む] |
以前、この日記で書いたと思うが、ひょんな事から沖縄でのカジキ釣りをやることになった。那覇在住の僕の大学の同級生の知り合いがクルーザーを持っていて、長くカジキ釣りをやっていて、僕の用語辞典が気に入って、招待してくれたというわけだ。こちらからはN居田君が同行。 明日の午後には那覇に行き、17,18日と釣って、18日の夜には羽田に戻ってくる。せっかくの連休なので19日まで釣りたかったのだが、飛行機がとれなかったのだ。連休最終日の上りだからね。 カジキ釣りは僕の夢だった。カジキ、英語でマーリンあるいはビルフィッシュ、は海でのスポーツ … [続きを読む] |
この日は昼から天気が崩れる予想であり、午前中に2時間ほど釣りをして早めに引き上げる事にしていた。 朝食もW辺さんと一緒の席になった。もっぱら虫の話、そしてイミテーションの話になった。 「フライにおける虫のイミテーションはですね、絵画の印象派と一緒なんですよ。生きている要素、その虫の特徴を誇張してフライを作るとよく釣れるんですよ」 と話すとW辺さんは興味深げに聞いていた。ジョン・アサートンという絵描きで釣り人が居ましてね、とついついウンチクが出てしまった(興味のある方は拙著フライフィッシング用語辞典のアサートン、インプレッショニステ … [続きを読む] |
梅雨の晴れ間の10日(土)に、それっとばかりに日川に行った。今年2回目だ。何人かの釣友を誘ったが、みな仕事や用事があって、今回も単独での釣りになった。 晴れていて、この1450メートル地点の空気は爽やかで気持ちが良かった。ただし、川の水位は前日に降った雨の影響でかなり高かった。すずらんペンションで旨い焼きそばを食べ、前回と同じ場所に入った。この区間には一カ所だけ釣りやすい流れがあって、そこに着いて、本番を目の前にして石に腰掛けて一服していると、上流側から釣り人が降りてきたのには驚いた。彼は5-6メートルの長い竿を持っていた。そ … [続きを読む] |
このところ、ヘラブナ釣りが気になっている。自宅の近くに釣り場があるので気さくに行けること。1日600円の料金で魚の引きが味わえるので安上がりなこと。ウキにアタリはあるのだが、空振りが多く、頭に来ること。僕もフライでは教える側になってしまったのに、ヘラブナにはバカにされているわけで、納得ができないこと。というわけで、少々あせりながらヘラブナ釣りに通っているというわけだ。 土手に腰掛けていると足が疲れてプルプルしだすので、他のヘラ師が使っている「釣り台」を買った。アルミのパイプ製で、使ってみるととても楽で具合がいい。長時間あぐらを … [続きを読む] |
僕の自宅には小さな庭があり、キンモクセイが植わっている。そのキンモクセイの枝に小鳥が巣を作っていた。中身は空であった。 その巣は外径10センチ程度と小さく、小鳥の巣のようだった。 巣をよく観察してみると、材料には小枝、ビニールが使ってあり、外から見るとやや汚らしいが、巣の内部を見て驚いた。小枝が見事に敷き詰められて、とても居心地が良さそうなのだ。ふむ、ここで何個かの卵から雛が生まれて、飛び立って行ったんだな、と思った。 僕は野鳥の巣を近くでまじまじと見たのは初めてだった。小枝のしとねの幾何学的な美しさに感動さえ覚えた。 |
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