投稿者のやさしいおもいやりもいいですね。
やはり家族が一つでなくちゃあと思いました。
七海さんのおもいが早く叶うといいですね。
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静岡新聞 2012年12月9日付 朝刊(共同) 【ⅰPS成功「予期せぬ結果」】 山中教授 講演 医療応用へ決意 〔ストックホルム共同〕ノーベル医学生理学賞を受賞する山中伸弥京都大教授(50)7日午後(日本時間7日深夜)、ストックホルムのカロリンスカ研究所で記念講演し「予期せぬ結果と、素晴らしい師との出会いが幸運だった」と振り返り、今後の医療応用に向けた研究への決意を明らかにした。 記念講演は10日の授賞式を前に、一般の人々に成果を紹介する恒例行事。山中教授は、世界を驚かせた人口多能性幹細胞(ⅰPS細胞)に至る経緯をユーモアを交えた話しぶりで披露し、たびたび会場を沸かせた。 講演は、研究の中で直面した予想外の結果が、ⅰPS細胞の作製につながったことを強調。「私には2タイプの師がいる」として、一つ目に、仮説を否定する実験結果を逆に喜んだ大阪市立大の三浦克之教授ら恩師たちを挙げた。 その上で「彼らのようになりたいが、苦戦している。もう一つの師は自然そのもの。自然は予想しなかったことを教えてくれた」と話した。 研究に取り掛かった当時、「20年、30年、それ以上かかるか見当もつかなかった」と考えていたといい、研究室の高橋和利・京都大講師らの努力でⅰPS細胞の作製に成功したと、若手研究者をたたえた。 医療への応用では、自らが所長を務める京都大ⅰPS細胞研究所で進めている研究に言及。「筋萎縮性側索硬化症(ALS)の病気の状態を探ることや薬の深策に役立つだろう」と紹介した。 山中教授は講演終了後「最大の行事の一つを終え、少しほっとした。(出来は)60点ぐらい」と感想を述べた。妻の知佳さん(50)は「聞いていてさまざまなことを思い出し、胸が熱くなった」とコメントした。 米国からカロリンスカ研究所に留学中のサラ・バーゲンさん(35)は「すごく面白い人。一緒にディナーに行くなら山中教授がいいわ」と絶賛した。山中教授は10日(日本時間11日未明)、授賞式に出席。その後市庁舎での晩餐会に臨む。 ○○〈読者投稿〉 2012年、山中伸弥京都大教授によってⅰPS細胞が開発された。このことを知ったとき、すぐに兄の顔が頭に浮かんだ。 私には2歳上の兄がいる。兄は生まれながらにして、「伴性遺伝性尋常性魚鱗癬」という難病を抱えている。病名の通り、皮膚が乾燥し、魚の鱗のような外観を呈する状態なので、幼い頃から心が傷つくことも多かったと思う。私も傷つけてしまった時期があった。昔を思うと、本当に自分は最低だったと思う。しかし、今は辛い出来事にも耐え、部活や勉学にも積極的で、心優しい兄は私の自慢である。 この記事を読んで、兄の病を治せるのではないかと希望を持った。ⅰPS細胞は、再生医療や新薬開発への応用が期待されている。いつになるか分からないが、治療法が見つかるのもそう遠くないだろう。一日も早く、兄や兄と同じ病を持つ人々のために、研究を進めてほしい。 杉山七海さん 17歳 静岡県 × × 誤字脱字写し間違いあります。 |