3月30日 術後5日目 かなり元気になってきた。また、入院生活にリズムができてきて、予定が立てられるようになった。働けと言われれば働ける感じになってきていた。だが、肛門部はまだ存在を主張していたし、排便時にはまだすこしは排便痛があったし、時には軽い出血もあった。 この日、ナースが 「お風呂は入ってますか?」 と聞く。 「うん、入ってるよ。この部屋に付いている風呂にね」 「いえ、そうじゃなくて、治療用の泡風呂です、3階にある」 「それはまだ入ってないなあ。そういえば説明書に書いてあったような気がするなあ」 「とても気持ちがいいと皆さんおっしゃってますよ。行かれるようでしたら連絡しておきますが」 とのこと。さっそく行ってみることにした。そのジャグジー風呂はすべて個室になっていて13室もあり、専属の係が二人付いていた。湯船の底には金属のパネルがあって、そこから出るあぶくの強さは自分で調節できるようになっていた。 これは、快適だった!肛門部の痛みは消え、心地よく柔らかい振動が肛門をもみほぐし、もっと早く入れば良かったと後悔したものだ。あまりに気持ちがいいものだからブログ用に写真を撮ってもらったので、ご覧あれ。そして風呂を出たところにある売店でアイスクリームを買って病室で食べた。これも旨かったなあ。 この日の夕方三島のN居田君がお見舞いにきてくれた。たいした手術じゃないからお見舞いはこなくていいよと言ってあったんだが、来てくれればやはり嬉しい。いろいろ話したなあ。病室で話し、7階のグリルでコーヒーを飲みながら話し、また病室に戻って話した。そして、おみやげに持ってきてくれたレーズンケーキをナースステーションに持って行ったら、ナースたちが大喜びだった。フム、これでサービスがもっと良くなるかなと期待してしまった。 夜にはちょっと疲れが出たようで、肛門部が腫れてすこし痛んだ。さっそく座浴をしたら痛みは軽くなった。まだまだ、普通の状態ではない。院長が1週間は入院しておいた方がいいと言っていたのは正しかったようだ。 |