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山陰中央新報 2013年1月3日付 朝刊 【「島根が先端」移住新時代】U・Iターン 3年で倍増600人 昨年11月4日、若者でにぎわう東京・秋葉原にあるイベントスペースを「島根」が独占していた。 島根への移住を呼び掛けるため、ふるさと島根移住財団が2009年から毎年開いている「UIターンフェア」。参加したのは、若者を中心に過去最多の258人。初回の138人から2倍近くに膨らみ、会場は熱気にあふれた。 同フェアに限らず、島根への移住や交流に関する数字には「過去最大」の“称号”が付いている。 11年度の島根県へのU・Iターン者は、県が把握しているだけでも、前年度37%増の603人。集計を始めた08年度の326人から2倍近く伸びた。さらに県内にある、農業体験ができる宿「農家民宿」の利用者は、05年は1933人だったが、11年は6918人に。都会地などから移住して県内で活動する「地域おこし協力隊」も、昨年7月時点で35人で全国3番目の多さ。その後も増え、10月には45人になった。 なぜ、島根にU・Iターン者が集まるのか―。人気の生活雑誌「ソトコト」の指出一正編集長(43)は「若い世代を中心に、ソーシャル(社会的)ビジネスやローカル(地方)への関心が高まっている」と指摘。特に島根県は、全国的にも有名な先進地・海士町を筆頭とした行政機関などの積極的な取り組みに加え、首都圏からの遠さゆえに「文化のギャップを感じさせ、その驚きが魅力になるのでは」と分析する。 ソトコト編集部は12年度、島根県と連携し、5回にわたって東京都内などで「しまコトアカデミー」を開講している。都市部で社会や地域課題の解決に関心が高い「ソーシャル」な人材を育て、将来的に島根へ誘致するのが狙いで、全国初の“青田買い”的な試みだ。 指出氏は、地方への移住の動きを、「ソーシャルターン」と位置付けた上で、島根の注目度の高さをこう言い表す。 「まさに島根が(U・Iターンの)最先端です」 〈読者投稿〉 僕はこの記事を読んで、うれしい気持ちになりました。その理由は、今、日本は少子高齢化が進んでいて、僕の住んでいる島根県もそうなっているいるなかで、島根に関心を持つ若者が増えていると書いてあったからです。 僕の小学校は人数が少なくて、どうなってしまうのか不安な気持ちもあったし、町の元気も少し弱くなっている気もしていたので、人口が増えると、また町がより活性化しやすくなると思います。「地域おこし協力隊」の人数は全国3番目の多さで、増え続けているので、これから過疎等の問題も改善されていくと思います。 僕が住んでいる町は空気がすごくきれいだし、ごはんもおいしいので、僕は島根が大好きです。なので、今回この記事を読んで県外の人にも、その魅力が伝わってきている気もして、よりうれしかったです。農業に関心のある若者も増えているとテレビで見たので、より島根が注目されると思います。皆に島根の魅力を知ってもらいたいです。 川西史明さん 17歳 島根県 × × 誤字脱字写し間違いあります。 |