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2014年04月10日(木) 
   そう、心で歌え、心で。
                第23作『男はつらいよ 翔んでる寅次郎』から
 文化放送「みんなの寅さん」は、東日本大震災からひと月も経たない、2011年4月4日にスタートしました。毎回「寅さん名場面!」をご紹介しています。実は音だけで渥美清さんの名調子を聞いて頂こうと思ったきっかけは、震災直後のツイッターでした。
 ぼうぜんとした日々のなか、寅さんのセリフをつぶやいたところ、多くのリツイートがありました。このとき、映画のために書かれた「寅さんのせりふ」が、現在を生きる皆さんの心に「ことば」として広がってゆくことを実感しました。
 さて、収録スタジオでは、パーソナリティーの吉田照美さんや、ゲストのマドンナの方々と一緒に、寅さんの声を聞きながら、トークをしていきました。皆さん、目を閉じて、ご自身と渥美清さんの共演場面を聴き入ってくださいました。
 倍賞千恵子さんは「音だけだと、自分なりの映像が広がって、どんどんイメージが広がるので楽しい」と、以前、収録の合間に言って下さいました。
 さて本編のことばです。第23作『翔んでる寅次郎』で、ひとみ(桃井かおり)との結婚式で邦夫(布施明)が、苦手のあいさつの代わりに、妻にささげる歌「とまり木」を歌おうとします。そこで寅さんが「そう、心で歌え、心で。みんなも歌うなよ」と励ますのです。
 このことばは、「みんなの寅さん」のキャッチコピーとしてポスターになりました。2012年夏、番組に一通のお便りが届きました。北海道で民謡を歌っている小学四年の横田彩青(りゅうせい)君のお父さんからです。彩青君は大の寅さんフアンで、東京での全国大会に参加する前日、柴又駅で「みんなの寅さん」のポスターに出会ったそうです。ニッコリほほ笑む寅さんの顔と、「心で歌え、心で」のことばは、彩青君にとって、自分に向けての励ましと受け取ったそうです。
 そして、小学五年生となった彩青君は、第16回日本郷土民謡民舞全道大会で、総合優勝を果たしました。
 彼にとって「心で歌え、心で」は、ここ一番のときに、大好きな寅さんが寄り添ってくれる、大切な「ことば」に違いありません。
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閲覧数502 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2014/04/10 11:41
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