素晴らしい記事ですね!
神様も仏様も信じる者は救われると言います。
素直な心が大切なんですね(^O^)
中日春秋 米紙ニューヨーク・サンが今年もまた、あの論説記事を再掲載した。「サンタクロースはいるんだ」。この話をイブに選ぶのはやや気も引ける。あまりに有名で、米国のジャーナリズム史上、最も愛された論説記事という ▼一八九七(明治三十)年九月、八歳の少女が同紙に手紙を書いた。「ともだちがサンタクロースはいないというのです。本当のことを教えてください。サンタはいるのですか」 ▼手紙を読んだ記者は手紙に応えて記事を書いた。「友達の方が間違っているよ。サンタはいるんだ。愛とか、思いやり、いたわる気持ちがあるようにサンタもちゃんといるよ。そういうものがあるおかげで毎日、いやされ、喜びを感じるんだ」。目には見えないけれど、いるんだよと書いた ▼少女はバージニア・オハンロンという。彼女の「その後」はそれほど知られていないかもしれない。学校の先生になった。ハンディキャップのある子どもたちの学校で校長先生になった。あの記事が教育と子どもを喜ばせる道へと、自分を誘ったと書いている ▼「素晴らしい人生を過ごしてきたわ」。一九六〇年、七十一歳で出演したテレビ番組で語っている。そして、「絶対にサンタはいる」と ▼サンタを信じる人はサンタになれる。サンタの心に近づける。七一年に亡くなっている。新聞の見出しは、「サンタの友達亡くなる」だった。 × × 私の子供も親になった。どう思っていたか、そろそろ聞いてみようかな。 |