中日新聞 〔余 よだん 談〕 エコパの力
(編集局次長・永井昌己)さんの文を写して見ます。
会社の帰りに最寄りの天竜川駅から浜松駅までのJRをしばしば利用する。ある土曜日の夜の話。
普段はすいているのに、その日はそろいのタオルを手にしたり首に巻いたりした乗客でほぼ満員。エコパアリーナであった人気歌手のライブ公演の帰りのようだったが、あちらこちらから聞こえてくるのは何と名古屋弁。隣の女性グループは金山(名古屋市)までの切符を手にしている。浜松に着くや、乗客の多くはそのまま足早に下り電車へ。
同じ光景は週末に何度も目にした。別の日の夜、車内を埋め尽くしたのは若い女性たち。やはりエコパであった男性グループのライブの帰途で、名古屋弁や三河弁で盛り上がっていた。
エコパには、隣県からもたくさんの人を引き寄せる力があると感じた。アリーナ1万人、スタジアムは5万人と堂々たる器で駅にも近い。そういえば、エコパの地元袋井市を観光で訪れる人のうち、他県からの7割は愛知との調査もある。
そのエコパにラグビーW杯が来る。「愛知の人は豊田スタジアムに行くでしょ」などと言うなかれ。熱戦を見たい人は必ず足を運んでくれる。その時こそ、地元の魅力を隣県にも売り込む新たなチャンスなのだ。(編集局次長・永井昌己)
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エコパは袋井と言っても掛川みたいに感じているからエコパの文字に気づきました。