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2017年09月07日(木) 

    戦争を知らない子供の私

 

あなたはどんな思いで出征していったのだろう

万歳は「いりません」と言ったあなた

結婚後まもない美しい妻を残し

「じゃあ」と背を向け

振り向いて笑顔で

帽子をとり左右に振ったあなた

それっきり帰ってこなかったあなた

ソロモン諸島で戦死してしまった

22歳の若さでこの世を去った

あなたの思いはいかばかりであったろう

たったひとつの新聞記事なのに

あなたのメガネをした軍服姿の写真を観て

そのやさしそうな誠実そうな姿に

涙があふれて止まらなかった

一郎さんというのですね

あなたに日本は二度と戦争は起こしませんと

誓いたい私がいます

 ×        ×

筆名「空 流雲」さんの詩集9枚目を写しました。

写し間違い御免なさい。

 


閲覧数1,056 カテゴリ日記 コメント4 投稿日時2017/09/07 09:29
公開範囲外部公開
コメント(4)
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  • 2017/09/07 13:47
    高校生だったころ、「聞けわだつみの声」など、探して読んだ覚えが
    あります。
    あの頃の気持ちは、どこへいったのだろうか。
    戦病死した伯父達がいたので、戦争の話はなんとなく家ではしなかった。家の空気をよんでかえってそんな本を読み漁った気がする。
    次項有
  • 2017/09/07 16:35
    > みつちゃんさん
      ありがとうございます。

    妻の親父さんは海軍で戦死しているので、みつちゃんさんのコメントを見せたら「きけわだつみのこえ」読んで見たいということでした。
    私も読んだことがないので一緒に読んで見ようかな…上の孫は学徒兵として散った彼らの年を超えている。この詩のように『あなたに日本は二度と戦争は起こしませんと誓いたい私がいます』 不安な情勢ですね。
    次項有
  • 2017/09/08 03:24
    この頃狂四郎さんが教えてくれた「われレイテに死せず」を読んでます。軍隊の悲惨さを書いたものです。こういうことに興味があるのは叔父が昭和20年5月25日にフィリピン、ミンダナオ島ダバオ付近で斬り込み隊で戦死していたり、本所にB-29から何発かの爆弾を落とされ何人か亡くなっていて、我が家の雨戸の戸袋にも20cm程の破片が刺さっていてそれが私が中学生の頃までありましたので。
    確かに平和は尊いです。平和を維持していくことは大変なことだと思います。今や空襲警報発令で防空壕へ避難が始まりつつある時代だと思います。
    次項有
  • 2017/09/08 15:02
    > ちょっとさん
      ありがとうございます。

    『今や空襲警報発令で防空壕へ避難が始まりつつある時代だと思います。』そうかも知れませんね。しかし、こういう避難訓練など子供達にはあってはならない事です。

    ちょっとさんの叔父さんも戦死しているのですね、私の叔父さんもレイテで亡くなっているようです。
    親父もどこか戦地に行っていましたが弾の飛んで来るような所ではなかったようです。弟が志願で兵隊になりました、それを知った上官が、母一人子一人になったお前は帰れと還されたようです、その後戦友はほとんど帰らぬ人となりました。
    家で親父と戦争の話をしたことはありません。お互いに話したい聞きたい気持ちはあった気もしますが、そこは父子でどちらからも口にしなかったです、まぁそれで良かったと思っています。

    戦争は軍需景気もあるでしょうが、犠牲と不幸です。
    戦争絶対反対です。
    次項有
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