>3回目の優勝、鶴竜関です。おめでとうございます。 「ありがとうございます」
>7場所ぶりに抱いた賜杯の感触はいかがでしたか。 「そうですね、違った意味で本当にうれしいです」
>その違った意味というのはどういうところですか。 「ここ1年、2年というのは怪我に苦しんでなかなか思うようにいかなくて、体と気持ちが絡み合わなかったので、でもその中でくさらずいろいろやってきて、それがこうやって最後にいい形になって、いい結果がでて本当によかったです」 <拍手と歓声> >この1年は怪我にも苦しみました、なかなか優勝争いにも絡めませんでした。何がいちばん苦しかったでしょうか。 「そうですね、やっぱり横綱として責任を果たせないというのがいちばん悔しかったし苦しかったですね」
>どんなことが支えになって今場所の優勝につながったんでしょう。 「それはもちろん、僕が入ったときから応援してくれたフアンの皆さん、もちろん自分の家族もそうですけれども、すべての支えがあって今の自分があります」
>家族の支え、館内のお客様にはちょっと分からないでしょうが、支度部屋から出てくるときに、奥様からの祝福のキスがありました。どんな感じでしたか。 <拍手と歓声> 「最高です」
>今場所の相撲を振り返っていただきたいんですが、初日から白星が連なってきました。鶴竜関らしい相撲が取れたのではないですか。 「そうですね、やっと落ち着いて自分の相撲が取れるようになってきたという感じですね」
>11日目に大関稀勢の里関に敗れてしまって、そこから切り替え立て直しはどのようにしてきたんですか。 「およそ2年前に全く同じことがあって、そのままずるずるいって終わちゃったんですけれども、今度は絶対そうはいかないようにと、ここで成長したところを見せなくっちゃという強い気持ちを持っていきました」
>前回の優勝は、白鵬関、日馬富士関が休場、一人横綱の状態でした今場所はその二人とも破りました、達成感に違いがありましたか。 「3横綱そろっている中で優勝したいという目標もありましたし、それを達成できて本当によかったと思います」<拍手>
>それと、ここ九州は横綱の井筒部屋、大変ゆかりの深い地でもあります。九州で優勝できたという感慨はいかがですか。 「本当に先ほど言ったように2年前に止まってしまっていた時間がやっと動き出しました」
>1年納の場所、優勝できました。来年は横綱にとってどんな年にしたいですか。 「またさらに、成長していきたいなと思います」<拍手>
>お客様から連覇だという声もありましたいかがですか。 「頑張ります」
>すばらしい相撲でした。ありがとうございました。 「ありがとうございました」 × × テレビの字幕からですが正確ではありません。 |