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2014年05月05日(月) 
   俺なんかどっちかっていうと静かな女がいいね。
   俺こう見えてもね、おしゃべりなんだよ。
                第37作『男はつらいよ 幸福の青い鳥』から
第1作以来、日本を代表する女優さんたちが、さまざまなタイプのマドンナとして登場してきました。恋多き寅さんにも、女性の好みはあるようです。
 第3作『フーテンの寅』で、縁談話が持ち上がったときに、寅さんは「別に注文なんかあるわけじゃない」と前置きした上で、気だてが優しくなければいけない、寝坊はダメと、いろいろと注文を出します。その揚げ句、帰ってきたときに「風呂が先か、酒が先か、スッと面(つら)見て分かるようじゃなければダメだよ」と、家族をあきれさせました。
 これは、寅さんが理想とする「女房の条件」ですが、それからシリーズは回を重ねて、第37作『幸福の青い鳥』で、寅さんが語ったのが本編のことばです。
 寅さんの昔なじみの旅役者の娘・島崎美保(志穂美悦子)のために、お婿さんを探すべく、源ちゃん(佐藤蛾次郎)と一緒に、区役所の結婚相談室を訪ねたシーンです。係員の近藤(笹野高史)に希望を問われた寅さん。美保のことでなく、自分の好みについて語り始めます。「相手の女もおしゃべりだとさ、一日中、家の中がうるさいし」とか「年の頃なら三十五、六から四十だなぁ」と細かい条件を並べます。そしてついに、誰もが知りたかったことを話してくれます。「丸ぽちゃが好きなんだよ。朝なんかぱっと目が覚めるだろ、でニッコリ笑って」と言いたい放題。すかさず源ちゃんが「八重歯、八重歯」とポイントを指摘すると寅さん「お前知ってるねぇ」とご満悦です。
 ここで、この条件に見合ったマドンナは誰か? といろいろ想いをめぐらすと、第32作『口笛を吹く寅次郎』で、寅さんが出会った、備中高梁の蓮台寺の娘・朋子(竹下景子)ではないかという結論に達します。
 そういえば、竹下景子さんは、この後、第38作『知床旅情』、第41作『寅次郎心の旅路』と、それぞれ別の役柄でしたが、都合三回、シリーズに登場することになります。
マドンナの数だけ寅さんの恋があり、その幸せを願った寅さんですが、こうした観点で映画を観るのも、また楽しいのです。
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閲覧数852 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2014/05/05 11:31
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