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2016年07月14日(木) 
 今日、ちょっとした出来事があった。
 普段通り、午前中は診療をして、昼休みになった。昼休みは12時から3時まで3時間あって、ちょっとした用事(学校の健康診断など)を片付けられる。この日は最近見つけた旨い中華料理店に行って「焼きビーフン」を食べ、車にガソリンを入れてクリニックに戻った。その時点で2時になっていた。昨夜は暑くて寝苦しかったので、やや眠く、ちょっと眠ろうと思ってクリニックの居間のソファで横になったら、瞬間的に眠り込んでしまったようだ。
 そして、意識の暗闇の遠くから「先生、先生」と呼ぶ声がして、その声は何度も繰り返し、次

閲覧数593 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2016/07/14 18:54
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2016年06月27日(月) 
 日光湯川に行った。2年ぶりだった。
 初心者のD君が26日(日)は休みがとれるので、どこかに連れて行けと言う。まだ梅雨だし、日光湯川なら増水で釣りにならないことはないし、あちこち電話して状況を聞くと魚影は濃く、カタもいいそうだ。フライはテレストリアルがいいという。釣りには宇都宮からS崎さんが参加した。
 朝7時に相模原を出て圏央道・東北道とたどり、3時間弱で湯の湖に着いてしまった。入漁証を買い、湯の湖レストハウスで早めの昼食をとり、光徳牧場でアイスクリームを食べる。これはもはやルーチンだ。そして湿原の木道を歩いて湯川に行く。ズミの

閲覧数631 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2016/06/27 15:54
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2016年06月16日(木) 

 しつこいついでに、話が出たので、ちあきなおみの「朝日があたる家」を聞いてもらいましょう。
 ちあきなおみ(1947年生)を普通の流行歌手と思っておられる方は、この歌を聞いたら考えを変えてくれるかもしれない。
  ひとこと言っておきたいのは、このYou Tube動画では、彼女は歌の中の人物になりきっていること。こんなふてくされた感じは彼女には似合わないのです。彼女はすぐれた歌唱力と歌へのまじめな取り組みによって一世を風靡し、人気絶頂のときに、夫兼マネージャーであった郷鍈治が1992年に55歳の若さで死んだ後、あっさりと芸能界を引退して


閲覧数836 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2016/06/16 12:21
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2016年06月15日(水) 

 調子に乗り、ジョーン・バエズの歌をもう少し聞いた。やはり彼女の代表曲は「We Shall Overcome」だろう。バエズは存命であり、現在75歳。カリフォルニアに住んで、今も歌い続けているようだ。

https://www.youtube.com/watch?v=SR48WvHK0eU
https://www.youtube.com/watch?v=5FbAVOdA15c
https://www.youtube.com/watch?v=jW2MRTqzJug


閲覧数774 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2016/06/15 15:06
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2016年06月14日(火) 

 「朝日のあたる家House of the Rising Sun」という歌はイギリスのアニマルズが1964年に歌い、アラン・プライスのオルガンとも相まってたちまち広まり、あっと言う間に大西洋を越えてアメリカでも大ヒットとなった。名曲の仲間入りをして、その後に続くフォークロックのさきがけとなったわけだが、歌にはそれなりの歴史、紆余曲折があったようで、紹介しよう。
 ウィキペディアによれば、この歌は16世紀の「放蕩者の末路」というフォーク・バラードに似たところがあり、1900年代の初期には炭鉱労働者の間で「ライジングサン・ブルース」と呼ばれて歌われていたらしい。


閲覧数863 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2016/06/14 23:07
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2016年06月09日(木) 

 この2週間ほど、釣りに行っていない。狩野川の釣りも終わってしまったし、気温も上がってきたので、標高の高い所、あるいは北国に行くしかない。
 体調に関してはもともと運動時の息ぎれはあったんだが、肺の手術をしてからというもの、坂道を登るとすぐに息ぎれが出るようになった。そんなこともあって、平地であまり歩かないでいいところで釣りをするようになってきていて、同時に、”釣りをしたい”という意欲も以前にくらべれば落ちてきているようだ。
 それでも2週間も釣りに行っていないというのは僕にとっては珍しい、異常事態である。ま、釣りに行


閲覧数670 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2016/06/09 12:34
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2016年06月02日(木) 

〈ライアーズ・デン Liar's Den〉
 スリーピーホローモーテルの母屋の裏側にはライアーズ・デンと銘打った小部屋がある。その意味は”嘘つきのたまり場”である。その部屋は、たたみ8畳敷きくらいの広さで、周囲の壁には釣りに関するものがところ挟しと飾ってある。部屋の一角にはフライ・タイイングデスクとマテリアルが置かれ、宿泊客はいつでも使ってよく、もちろん、無料。朝7時半から、この部屋で朝食が出る。部屋の中央にある大きめのテーブルにはコーヒー、オレンジジュース、牛乳、トースト、菓子パンなどが置いてあり、各自自由に取って食べる。
 


閲覧数798 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2016/06/02 20:03
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2016年06月01日(水) 

〈スパゲッティ〉
 リビングストンのジョージ・アンダーソンの店での会話。
僕「近くで、スパゲッティのおいしい店を教えてくれないかなあ」
女店員「スパゲッティねえ。あることはあるけど・・・。スパゲッティなんか食べてるよりさっさと釣りに行ったほうがいいんじゃないの!」

 背景ー僕はその時むしょうにスパゲッティが食べたかったのだ。彼女はそう言いながらも地図を書いてその店への行き方を教えてくれた。ところが、その店に行ってみると、スパゲッティを作るのは水曜日だけで、結局ピザを食べることになってしまった。だけど、おいしいピザだっ


閲覧数659 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2016/06/01 21:55
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2016年05月31日(火) 

〈オレンジ・スカッド〉
僕「できるだけドライフライで釣りたいんだけど、ライズはあるかなあ」
グレッグ「あると思うけど、今はドライフライのベストシーズンというわけじゃないから、けっこう難しいよ。今の時期、一番よく釣れるやり方はオレンジ・スカッドを使って鉛をかまし、インジケーターで釣るのがいいよ。ビッグホーンは藻が多いからスカッドが多いんだ」
僕「ちょっと分からないなあ。スカッドは日本でもよく使うんだけど、普通、深緑色か灰色のボディでフライを作るよ。そのほうが本物に近いと思うんだけど。どうして、オレンジなの?」
 にたり


閲覧数592 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2016/05/31 22:38
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2016年05月30日(月) 

 今年中の発行をめざして準備中の「ある毛鉤釣り師の足跡」ですが、まだまだもう少し時間がかかりそうです。そこで、予告編というか、納められている46のエピソード/エッセイのうち、いくつか紹介していきたいと思います。
 今回紹介するのは1991年に「フライの雑誌」に掲載された「朝日のあたる家」です。やや長いので、SNS/フェイスブック用に4分の1ずつ、4回連載でお届けしましょう。


朝日のあたる家 ー心に残った会話と情景ー  (1991年)  序章
                    
 釣りをしていて


閲覧数728 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2016/05/30 22:10
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