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2013年03月06日(水) 

新幹線掛川駅が13日で開業25年を迎える
新聞によると「多彩のイベントで節目を盛り上げる」ようですね。

地元が建設費を全額負担する請願駅のため、一戸当たり10万円の寄付をほとんど全戸が協力したのを覚えています。

「これからの掛川を語ろう」があり、小中高校生などの若者が意見交換するという、何か「夢」が生まれそうで期待してしまいますね。

新幹線には関係ないが「鉄道唱歌」を載せてみます。これは以前、郷土新聞に少しづつ掲載されたものを自分がワープロ書き練習のために指一本で一字一字キーを押したものです、押し違いや抜けたところもありますが・・
(正確のものは楽譜付きでPC でみて下さい)

鉄  道  唱  歌     二瀬川 松浦敬幸        郷土新聞
1 汽笛一声新橋を早や我が汽車は離れたり あたごの山に入り残る月を旅路の友として
2 右は高輪泉岳寺四十七士の墓所 雪は消えても消え残る名は千載の後までも
3 窓より近く品川の台場も見えて波白く 海のあなたにうす霞む山は上総か房州か
4 梅に名を得し大森を過ぐれば早やる川崎の 大師河原は程近し急げや電車の道直ぐに
5 鶴見神奈川あとにして行けば横浜ステーション 港を見れば百々船の煙は空をこがすまで
6 横浜行きは乗り換えと呼ばれて降りる大船の 次は鎌倉鶴ヶ丘源氏の古蹟や尋ね見ん
7 八幡宮の石段に立てる一本大銀杏 別当公暁のかくれしと歴史にあるは此の陰よ
8 ここに開きし頼朝が幕府の跡はいづかたぞ 松風寒く日は暮れて答えぬ石碑は苔青し
9 北は円覚建長寺南は大佛星月夜 片瀬腰越江の島もただ半日の道ぞかし
10 汽車より厨子を眺めつつ早や横須賀に着くにけり 見よやドッグに集まりし我が軍艦の壮大を
11 支線をあとに立ちかえり渡る相模の馬込川 海水浴に名を得たる大磯見えて波涼し
12 国府津降りれば馬車ありて酒匂小田原遠からず 箱根八里の山道もあれ見よ雲の間より
13 出でてはくぐるトンネルの前後は山北小山駅 今も忘れぬ鉄橋の下行く水の面白さ
     ここから静岡県にはいる
14 遥かに見えし富士のねは早や我が側に来たりけり 雲の冠雲の帯いつも気高き姿にて
15 ここぞ御殿場夏ならば我も登山を試みん 高さ一万数千尺十三州もただ一目
16 三島は近年開けたる豆相線路のわかれ路 駅には此の地の名を得たる官弊大社の宮居あり
17 沼津の海に聞こえたる里は牛臥我入道 春は花咲く桃の頃夏は涼しき梅のそば
18 鳥の羽音に驚きし平家の話は昔にて 今も汽車行く富士川を下るは身延の帰り船
19 世に名も高き興津台鐘の音響く清見寺 清水に続く江尻より行けば程なく久能山
20 三保の松原田子の浦逆さに映る富士の嶺を 波に挑むる舟入は夏も冬とや思うらん
21 駿州一の大都会静岡出でて安部川を渡れば 此所ぞ宇津ノ谷山切抜きしほらの道
22 さやより抜けて自から草薙払いしみ剣の 御威は千代に燃ゆる火の焼津の原はここなれや
23 春咲く花の藤枝も過ぎて島田の大井川 昔は人を肩に乗せ渡りし話も夢のあと
24 いつしか又も闇となる世界は闇かトンネルか 小夜の中山夜鳴き石問えども知らぬよその空
25 掛川袋井中泉いつしか後にはやなりて 逆巻き来る天竜の川瀬の波に雪ぞ散る
26 この水上にあると聞く諏訪の湖水の冬景色 雪と氷の掛橋を渡るは神か里人か
27 琴ひく風の浜松も菜種に蝶の舞阪も 後ろに走る愉快さを歌うか磯の波の声
28 煙を水に横たへて渡は浜名の橋の上 快(衣へん)涼しく吹く風に夏も残らずなりにけり
29 右は入海静にて空には富士の雪白し 左は遠州灘近く山なす波ぞ砕け散る
     静岡とお別れ
30 豊橋降りて乗る汽車はこれぞ豊川稲荷道 東海道にて勝れたる海の眺めは蒲郡
31 見よや徳川家康の興りし土地の岡崎を 矢(矢引)の橋に残れるは藤吉郎の物語
32 鳴海絞の産地なる鳴海に近き大高を 下りておよそ一里半行けば昔の桶狭間
33 恵み熱田のみ社は三種の神器の一つなる その草薙の神剣仰げや同胞四千万
34 名高き金の鯱ほこは名古屋の城の光なり 地震の話しまだ消えぬ岐阜の鵜飼も見て行かん
35 父養いし養老の滝は今なを大垣を 三里へだてて流れたる孝子の名誉ともろ共に
36 天かの旗は徳川に帰せし戦の関ヶ原 草むす屍今もなを吹くか胆吹の山おろし
37 山は後ろに立ち去りて前に来るは琵琶の海 ほとりに添いし米原は北陸道の分岐点
38 彦根に立てる井伊の城草津にひさぐ姥が餅 変わる名所も名物も旅の徒然の憂さ晴らし
39 いよいよ近くなりくるは近江の海の波の色 その八景も居ながらに見て行く旅の楽しさよ
40 瀬田の長橋右に見て行けば石山観世音 紫式部の筆のあと残すはここよ月の夜に
41 栗津の松に言問えば答え顔なる風の声 朝日将軍義仲の滅びし深田はいづ方ぞ
42 吉良の高嶺は雪ならで花なす雲に隠れたり 矢走に急ぐ船の帆も見えてぞ賑おう波の上
43 堅田に落つる雁がねの絶え間に響く三井の鐘 夕暮れ寒き唐松の松にや雨のかかるらん
44 昔ながらの山桜匂う所や志賀の里 都のあとは知らねども逢坂山はそのままに
45 大石義雄の山科のその隠れ家はあともなし 赤き鳥居の神さびて立つは伏見の稲荷山
46 東寺の塔を左にて停まれば七条ステーション 「京都京都」と呼び立つる駅夫の声も勇ましや
47 此所は垣武の帝より 千有余年の都の地 今は雲井の空高く仰ぐ清涼紫宸殿
48 東に立つる東山西に聳ゆる嵐山 かれとこれとの麓行く水は加茂川桂川
49 祇園清水知恩院吉田黒谷真如堂 流れも清き水上に君が代守る賀茂の宮
50 夏は涼みの四条橋冬は雪見の銀閣寺 桜は春の嵯峨御室紅葉は秋の高尾山
51 琵琶湖を引きて通したる疎水の工事は南禅寺 岩切り抜きて船をやる知識の進歩も見られたり
52 神社仏閣山水の他に京都の物産は 西陣織の綾錦友禅染の花紅葉
53 扇、白粉、京都紅まだ賀茂川の鷺知らず 土産を下げていざ発たんあとに名残は残れども
54 山峰おりて淀川を渡る向こうは男山 行幸ありし先帝のかしこきあとぞ偲ばるる
55 淀の川舟棹さして下りし旅は昔にて 瞬くひまに今は行く煙絶えせぬ陸の道
56 送り迎ふる程もなく茨木吹田うちすぎて はや大阪に着きにけり桜田は我を迎えたり
57 三府の一つに位して商業繁華の大阪市 豊大公の築きたる城に師団は置かれたり
58 ここぞ昔の難波の津ここぞこうづの宮のあと 安治川口に入る舟の煙は日夜絶え間なし
59 鳥も翔けらぬ大空に霞む五重塔の影 仏法最初の寺と聞く四天王寺はあれかとよ
60 大阪出でて右左菜種ならざる畑もなし 神崎川の流れのみ浅黄にゆくぞ美しき
61 神崎よりは乗りかえて岩見に登る有馬山 池田、伊丹と名に聞きし酒の産地も通るなり
62 神戸は五港の一にして集まる汽船の数々は 海の西より東より瀬戸内通いも交りたり
63 磯には眺め晴れ渡る和田の岬をひかえつつ 山には絶えず布引の滝見に人も登りゆく
64 七度生まれて君が代をと言いし楠公の 石碑高き湊川流れて世々の人ぞ知る
65 思えば夢か時の間に五十三次走り来て 神戸の宿に身をおくも人に翼の汽車の恩
66 明けなば更に乗りかえて山陽道を進ままし 天気は朝も望みあり柳に霞む月の影 終着

長い汽車のたび、ご苦労様でした。
      作詞 大和田健樹 作曲 田梅 雅

目を通してくれた方お疲れさまでした。


閲覧数2,456 カテゴリ日記 コメント7 投稿日時2013/03/06 11:16
公開範囲外部公開
コメント(7)
時系列表示返信表示日付順
  • 2013/03/06 14:53
    お疲れ様でした。

    つい、口ずさみ乍みさせてもらいました。

    私のPCうちこみをみると誤字だらけです。
    すごいですね。
    東京から神戸までの旅、鈍行で味わった気分です。
    ありがとうございます。
    次項有
  • 2013/03/06 17:02
    ターコさん
    鉄道唱歌

    すごいですね~!
    まーちゃさんの頑張りに
    拍手(パチパチ)

    楽しめましたよ~!

    お疲れ様でした(-.-;)
    次項有
  • 2013/03/06 17:46
    新幹線掛川駅、開業25年おめでとうございます!

    鉄道唱歌カラオケで唄いますが、いつも鎌倉どまりです?

    YouTube で聴きましたら、25番に掛川出てきました!!
    次項有
  • 2013/03/06 17:50
    みつちゃんさん
    ターコさん
    ありがとうございます。
    明治から大正、当時の長旅はどんなだったでしょうね。
    ドラえもんのタイムマシンで行って見たいです
    鉄道唱歌は全国版あり替え歌もあるようです当時のヒット曲だったのでしょう。
     懐かしい曲をもう一つどうぞ

    1.今は山中 今は浜
    今は鉄橋渡るぞと
    思う間も無く トンネルの
    闇を通って広野原(ひろのはら)

    2.遠くに見える村の屋根
    近くに見える町の軒(のき)
    森や林や田や畑(はたけ)
    後(あと)へ後へと飛んで行く

    3.廻(まわ)り灯籠(どうろう)の画(え)の様に
    変わる景色のおもしろさ
    見とれてそれと知らぬ間に
    早くも過ぎる幾十里
    次項有
  • 2013/03/06 19:27
    はらひろさん
    ありがとうございます。
    当時の市長、榛村さんのお蔭で早く出来たのでしょう。
    国や県に陳情に行くと榛村さんではなく、「また新幹線が来た」と言われていたと聞いた事があります。
    カラオケ今度は箱根を越えて掛川まで来てください。
    次項有
  • 2013/03/06 19:53
    懐かしく、見させてもらいました。
    一気に、読み切りましたが、ふぅ~。一汗・・・。

    打ち込まれた熱意に敬意です。
    ありがとうございました。

    さて、新幹線掛川駅、25周年 イベント 3月16日
    掛川けットラ市も協賛で~す。

    掛川駅前通り、33店舗が、にぎやかく並ぶんですよ。
    「隣のとろろ園」も賑やかしに、頑張りま~す。
    次項有
  • 2013/03/07 14:53
    隣のとろろさん
    ありがとうございます。
    新幹線や東名も地元に駅がなければ邪魔なだけですので地元負担は大変でした
    が早くから利用できて良かったですね、新東名も早く倉真から出入り出来るようにとろろさんお願いします。
    暖かくなり軽っトラ市も賑わうことでしょう、厳しい寒の戻りは困ります。
    次項有
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