今度の土曜日は私がお世話になっている障がい者支援施設B型事業所ペンタスの「ペンタス祭り」が行われる。コロナ前は、かき氷や金魚すくいなどもあって地域の子供たちも遊びに来てくれたのだが昨年は中止になった。今年もできないだろうと思っていたら関係者だけで行うと7月の予定に書いてあった。(こういうことの嫌いな私は嫌だなと思った)
今年の出し物のメーンは施設長さん直々に脚本演出した劇「水戸黄門」で理事長、職員、利用者全員が出演する。
ボケ予防のブログであるから、ちょっとあらすじを書いてみると
水戸のご老公一行は全国漫遊の旅の途中、大井川を超え小夜の中山を超えて掛川藩にやってくる。うっかり八兵衛が「ご老公、おなかがすいた。休みましょう」という。ご老公「じゃあ、あそこの縁側喫茶で休みますか」
ご老公がこの店にあったものに気づき「この葛の布は見事なものですな」という。 店主(理事長)「お目が高いですね。掛川藩は葛の名産地なんですよ。でも最近は○○屋と××屋が代官さまと組んで、葛の布の売買を独占して大儲けです。従わない人は牢屋に入れられてしまうのですよ。代官さまは○○屋と××屋からわいろを貰って毎日宴会をしているそうです」 格さん「それはいけませんね」水戸黄門「弥七 おしん代官の家に忍び込んで様子を見てきてください」
ナレーション「ここは、代官さまの家です。代官は○○屋と××屋と組んで、藩の財政を我が物にし、私腹をこやしています。今日も代官さまの家では宴会です」
利用者が歌を歌ったり手品を代官に見せたりしてもてなす。代官「おもしろいのお。これも、○○屋と××屋のおかげじゃ」○○屋と××屋「代官様あっての商売でございます。これはつまらないものですが」(わいろの小判を渡す)代官「いつもすまぬな」○○屋と××屋「代官様、実は困ったことがありまして代官様のお力をお借りしたいのですが。実は、倉真にある戸塚屋だけは私どもに協力せず困っております戸塚屋を牢屋に入れてください、そうすれば掛川藩は代官様の思いのままです」
悪だくみを聞いた風車の弥七おしん等はご老公に報告しました。
第3場 戸塚屋の庭先 悪代官とその手下は全員武器を持って戸塚屋の前に押し寄せてきました。 戸塚屋「これはこれは代官様。武器などもって物騒な。私どもは何も悪いことはしておりませぬが」代官「ええい、聞く耳持たぬわ 牢屋にぶち込んでくれる者ども、ひったてい」 そこに、 ご老公一行登場 水戸黄門「わっはっは。悪代官ついに本性を見せましたな。助さん格さんこらしめてやりなさい」チャンバラごっこの見せ場。水戸黄門「助さん格さんもういいでしょう」「しずまれ~しずまれ~この紋所が目に入らぬか・・・」と名調子が続きます。
舞台は狭い作業場。衣装は職員さんの手作り?なし。音響はカセットテープひとつ。それでも、稽古を頑張っている。感動しました。
是非とも見に来てくださいと言いたいところだが見れるのは関係者だけです。 |