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アメリカのマイケルという友人が面白い物を送ってきた。ここに載せる価値があるかどうか疑わしいが、これも人の業か。 ひまつぶしにどうぞ。ややエゲツないが・・・ |
味覚と嗅覚 Taste and Smell 魚の嗅覚に関する実験を遂行するのはほとんど不可能でしょう。正しい嗅覚の判定をするためには魚の視力を奪わなければならないからです。そんな残酷なことはできないので、実験をすることをあきらめています。 味覚についての観察もやさしくはありません。私は一度観察小屋から水面に連続的に10個の死んだイエバエを投げ与えたことがあります(鉛の管で吹き飛ばして)。対象になった鱒は鼻の上に白い模様があるやつで(それは釣り鉤でできたキズ)、かれはすべてのイエバエを食べてしまいました。次に30匹のイエバエの体の目立たない場所にケ … [続きを読む] |
観察小屋Observatory 臆病な鱒の習性を観察するため、私はスタフォードシャーのアットジーターUttoxeter近くで、ブライス川Blytheの上に張り出すように小さな小屋「観察所」を作りました。この小屋はとても観察に役に立ちました。小屋は8角形で、3つの窓があり、窓は水面から4フィート半(約1.37メートル)しか離れていないので、非常に近くから鱒を観察することができます。中央の窓は水勢でえぐれた場所の真上で、他の窓の下には巻き返しがありました。窓にはカーテンを掛け、カーテンにはのぞき穴が開けてありました。だから、鱒から観察者を見ることは不可能なのです。また … [続きを読む] |
聴覚 Sense of Hearing 釣り人同士が岸で会話している声が鱒に聞こえているかどうかという古くからの疑問を解決するため、ある実験をしてみました。友人であるグラトウィッチGratwichに住むブラウン牧師Rev. Mr. Brownと私は6インチ(約15センチメートル)の深さに定位している鱒を選んで観察しました。そして第3の人には観察小屋の裏-ちょうど鱒と反対側になる-に居てもらい、鉄砲を一発発射してもらったのです。発射の時の閃光が鱒に見えた可能性はありません。その結果、鱒にはごくわずかな変化も起きなかったのでした。 二発目が発射されましたが、依然として鱒はじっとし … [続きを読む] |
今日は夕方に来客があるので、休みだが遠出はできない。そこで比較的近くの、ある秘密の川に釣りに行った。 この川も去年はダメだったので心配しながらも行ってみると、立て続けに5匹が釣れた、いずれも小さかったが。まともなサイズのヤマメも2回はフライに出たのだが・・・ 今シーズンの初ヤマメが釣れ、ニコニコしている。 |
鱒の付き場 Haunts この国には鱒が生息している川、小川、細流は無数にあります。ほとんどの川に鱒が居ると言ってもいいし、産卵期には単なる溝のような小さな流れにも居るし、鱒の背ほどしかない浅い所にも居ることがあります。 鱒は石や砂利底で、透明な水が早く流れているところを好みます。添付の図で、鱒がそのような川のどこによく居るのか、つまり付き場を示しておきましょう。それは、第1に流れの頭と最後の部分、つまり図のAの、早瀬の終わりの部分です。第2にBで示す、流れが障害物の周りを流れて渦をまいている所です。第3には、Cの部分のように、泡や小さ … [続きを読む] |
もくじ フライフィッシャーの昆虫学 第I章 鱒とグレーリングの観察 鱒について。その体高、色、コンディション、付き場、他。釣り小屋あるいは観察所について。鱒の聴力について。視野。味と味覚。就餌のやりかた、他。グレーリングについて。サイズ、色、釣り時期、局地性、習性、食料、他。----------------- 1 第II章 釣り竿、ライン、と他の釣り具 釣り竿、ライン、リール、末端の糸、フック、ダビング材、鳥の羽、ウィング・フライやパーマーフライの作り方、羽の染色剤、フライ・ブック、クリール、ランディング・ネット、釣り具の … [続きを読む] |
The Fly-Fisher's Entomology フライフィッシャーの昆虫学 著者: Alfred Ronalds アルフレッド・ロナルズ 発行年: 1836(初版),1839,1856年 発行所:Longman, Orme, Brown, Green, and Longmans London (本の大きさが分かるように左下に50円玉を置いてスキャン) 鱒とグレーリング {扉} フライフィッシャーの昆虫学 自然の昆虫とそのイミテーションの彩色画 および 鱒とグレーリングの釣りに関する新しい観察と示唆 20枚の銅版画を含む むさぼり食らう短命のものたち(鱒たち)よ!虫たちが一日を楽しんでいるのに可愛そうに思わないのか?彼ら(鱒たち)は単に腹を満たしている … [続きを読む] |
車は代車だし、天気も悪いので、何となく釣りに行く気になれず、それではと「フライフィッシャーの昆虫学」の翻訳作業ををやっている。 この翻訳は初めは人の為に始めたのだが、じっくり読んでいくうちにだんだん面白くなってきたのである。ロナルズは鱒の聴覚を調べるために鉄砲を撃ったり、2メートルの近さから大声で叫んだりしている。その様子が想像され、釣り人にとって貴重かつ面白い本であることを再認識しているところだ。翻訳はもはや人の為ではなく自分の為の作業になってきている。 ところで、実は、初版本を入手したので、連載の方は綺麗な挿絵をスキャナ … [続きを読む] |
このブログでも何度か書いたが、僕には歯の主治医が居る。相模原市の橋本でクリニックを開いている女医さんである。 2年ほど前になるが、ある歯科医にかかってあまりの痛さに怒って逃げ出した僕を快く診てくれ、治療してくれたのが彼女で、麻酔が上手なのでほとんど痛くなかったのには感心したものだ。 まず、ウデがいいのに惚れ込んだというわけだ。また、なかなかの美人さんで、おまけに独身(これは関係ないか)。また、話しているうちに、彼女は北里大学病院の口腔外科に勤務したことがあるという。このことも親近感を覚えたものだ。それ以来、僕は彼女を歯の主治 … [続きを読む] |
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