日ハムの稲葉選手大好きです。
毎年頑張ってる姿がいいですね。
年のせいかすぐ眠くなってしまいます。
電車、バスはすぐコックリです。
夜も起きることなくぐっすりです。
もう少し若ければ明日の活力にもなったいたかも・・・・・
第五章 身体への意識 特技は寝ること 私にはひとつ、特技がある。それはどこでも寝られることである。 少しでも時間が空いたら、極力寝るように心がけていた。例えば、移動中の新幹線や飛行機の中ではすぐに眠ることができた。これがプロ野球選手として有利に働いたと思っている。 プロ野球選手は移動が多い。ヤクルトでは東京から広島に移動してからナイターで試合がある時がある。移動ゲームと呼ばれるのだが、これが思ったよりも身体にこたえる。新幹線で東京から広島まで4時間かかる。その後に練習して、試合に臨む。もちろん、それで終わりではない。次の日も試合が待っているわけだ。 若い頃は、この4時間の移動時間をすべて睡眠にあてることができた。チームメートからは「途中で目が覚めたら、まだ京都駅だったよ」などという話をよく聞いたが、信じられなかった。品川駅で新幹線に乗ってすぐに眠りに落ちて、気づいたら広島駅に着いていたということが多かったからだ。 30代後半になってからは、「少しは本も読まないといけないな」と思って移動時間を読書にあてることもあったが、若い時は睡眠を優先していた。よく寝ていたといえば、同期入団でチームメートだった稲葉篤紀(現・日本ハム)もそうだった。やはり、睡眠はすべての基本である。疲れを取るという部分でも、どこでもすぐ眠られるという特技は役立っていた。 40代前後からは、昼寝を取り入れていた。雑誌の記事か何かで、10分、15分の昼寝をすることで、集中力が増すという記事を読んだのがきっかけだった。ホームゲームの場合は、試合の練習が終わって、野手のミーティングが始まるまでの間に時間がある。この10分、15分に昼寝をしていたのだ。 これは、効果があった。ミーティングでは相手投手の映像を見るのだが、最後のほうはどうしても眠くなってしまうことが多い。 ところが、昼寝を始めてからはそういったことはなくなった。試合中に眠くなってしまっては、集中力を保つことはできない。どこでも寝られるという特技は、集中力を維持するうえでも役に立っていた。 × × 誤字脱字写し間違いあります。 |