子どもの頃の漫画や時代劇に「合い言葉」が出て来ました。 「山」→「川」が定番でしたが、みんな使っているのですぐバレますよね!
スペインは何百年もの間イスラム勢力(アラブ人)に占拠されていた時代がありました。 その時に挨拶で敵味方を判断していたと聞きました。
その名残があってか、スペイン人は現代でも必ず挨拶してくれます。 私が働いていたマドリード中心街のオフィスビルでもエレベータの中では挨拶と会話が飛び交っていました。 「挨拶して返してくれないのは敵だ」という意識が無意識に受け継がれているのだと聞きました。
前振りが長くなりましたが自転車で2ヶ月日本周遊の旅をしているスペイン人夫婦が、掛川城を訪ねてくれました。 アンダルシア地方のグラナダに住んでいるそうです。
グラナドと言えば「アルハンブラ宮殿」イスラム征服時代の建造物ですが、アラブ勢力を排除(レコンキスタ)した後もそのまま残してあります。 アラビアは水がないので、アルハンブラでは水を思い切り使った庭園を造ったのだそうです。
またグラナダはフラメンコの発祥地としても知られていて、昔ながらの洞窟の中で観劇する事が出来ます。
ホント彼らと懐かしい思い出を話してしまいました。 スペイン語もまた少し思い出す事が出来た貴重なタイミングでした。
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