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ヤマトイワナと呼ばれるイワナが居る。日本の大島正満博士が1961年に鳥獣集報という学術雑誌に発表した論文で命名したものだ。木曽川や天竜川などのフォッサ・マグナを中心とする地域の河川でよく見られるという。 この”ヤマト”という古語の響きが釣り人の関心を呼び、雑誌にもよく取り上げられ、釣り人は憧憬をもってヤマトイワナに思いをはせるようになっていった。僕も以前から釣りたいと思っていたがまだその夢を果たせないでいた。 だが、今回、遠山川でかなりヤマトイワナに近いイワナを釣ることができた。 ここで、大島博士の論文の要旨を書いておこう … [続きを読む] |
5月16日(金)掛川に泊まり、17日に遠山川に釣りに行き、18日にはライフスタイルデザインカレッジのフライフィッシング体験会をやった。 公園前の旅館に2泊した。ここの古い建物が気に入っていて、窓や戸の鍵が懐かしいねじ込み式なのである。 金曜の夜、ひょんな事からキネマ屋という店でメシを食うことになった。その店は初めてだった。 店の入り口には招き猫がたくさん飾られていた。古い作りの建物で、入ってすぐの所は入れ込みの大部屋になっていて若い連中がぎっしり入って騒いでいた。我々は奥の小部屋の座敷に通された。そこは落ち着いた雰囲気で好 … [続きを読む] |
今日は休日。 雨が降り、肌寒いから、釣りには行かない。 英語版用語辞典の本文の英訳が数日前に終わった!なんとなくホッとした感じで今日は休もうと思ったのだが、ついつい「前書き」の英訳を始めてしまった。 ヒネッタ表現が多いので、こういうのは英訳に困るなあ。語彙も少ないし。そうそう、思い出した。半年ほど前に「英検」というのをやってみたことがある。インターネットで模擬の試験が受けられ、採点結果もすぐわかる。これがなかなか難しかったなあ。もっといけると思っていたのだが、僕の成績は準2級だった。1級は難しいよ、ためしにやってみたらすぐ … [続きを読む] |
5月9日(水)、連休明けの空いた釣り場を狙って山梨県、N川に行った。 天気は良く、渋滞もなく、スイスイと高速道路を走った。釣り場は標高が高く、1100メートルほどあり、まだ桜が咲いていた。 釣り始めてすぐにアマゴが釣れ、そしてイワナが釣れた。200メートルほど行くと、上流側の川岸に誰かが一人で座っていた。よく見るとフライロッドを持っている。〈何しているのかなあ、僕の前に割り込むつもりなのかなあ〉と思いながら彼のそばまで釣り上がっていった。声をかけて彼がこっちを見てわかったが、彼は外人だった。 彼はパトリックというアメリカ人で … [続きを読む] |
養沢毛鉤専用釣り場をご存知だろうか?1955年(昭和30年)に、日本で初めて作られたフライ専用の管理釣り場である。当時、日本に駐留していたアメリカ軍人・釣り人のトーマス・ブレイクモアが作ったものだ。 この釣り場は養沢川を自然のままに使い、ヤマメやニジマスが放流されている。気軽に行ける鱒釣り場として、フライフィッシングの練習として、東京近辺の釣り人にはなじみが深い。 僕も1981年にフライフィッシングを始めたときには通ったものだ。その後、自然渓流に行くことが多くなり、養沢には行かなくなった。ひょんなことからまた行ってみようと思 … [続きを読む] |
ゴールデンウィークには道路は大渋滞なので僕は遠出はしないことにしている。その代わりにこの間に原稿を書いたり、アルバイトを引き受けたりして竿代を稼いでいるというわけだ。 5月4-5日は伝統の相模の大凧祭りが行われた。この、凧揚げという一円の得にもならない遊びに大人が夢中になるのが僕は気に入って、寄付などで応援していたら、いつの間にか下磯部地区の顧問にされているようだ。おかげで祭りの日には寄付金を持って行くことになる。 相模の大凧揚げは江戸時代の終わり頃に、誰かから命令されたわけではなく、民衆が自発的に始めたものらしい。明治初期 … [続きを読む] |
博多での二日目の朝。朝食券を持って和食堂へ行く。 まあ、お定まりの和会席みたいな朝食で、お粥にした。当然出ると思っていた一品がないので給仕係を呼んだ。 「”おきゅうと”は出ないの。もしあるなら出してほしいな、別料金でもいいから」 「そうですか、板場に聞いてまいります」 と言う。 ”おきゅうと”とはエゴノリという海草から作ったもので、博多では朝食には毎日食べたものだ。おろしショウガと醤油をかけて食べる。 しばらくしておきゅうとが運ばれてきた。ところがゴマだれがかかっていてゴマの味ばかりしておきゅうとの味がわからない。板場はわかっと … [続きを読む] |
この週末、博多に帰ってきた。土曜の朝には車で羽田に向かい、駐車場に車を置いてチェックインしようと思ったらJALのカウンターが見つからない。で、聞くと、別のターミナルにあるという。時間もなく、あわてて500メートルほど離れたビルに移動したものだ。 いやいや田舎者だなあと思いながら掃除のおじさんに聞くと2年前からそういうことになったらしい。 博多での葬儀は無事に済んだ。菩提寺は近代的なビルに建て変わっていた。十数年ぶりに叔母さん方とお会いしたが、みんなすでに叔父さんを病気で失っておられる。女ばかりが生き残ったというわけだ。 葬儀の … [続きを読む] |
何となく一息の雰囲気だ。 釣りのほうもアマゴが釣れたし、 用語辞典のほうも進んでいるし、 本職の診療のほうは不思議なことに患者さんが増えているような雰囲気だし、ちょっとトラブルになりかかったがうまく回避できたし、 研究のほうはそろそろ身を引こうと思っていたら、また雑誌社から査読の依頼がきてしまった。「余人に代え難し・・・」とかなんとか、編集長はおだてるのがうまくないと務まらないが・・・。まあ、急がないでいいと言われているし、 磯部地区では5月の連休にやる大凧揚げに忙しそうだし、 八重桜も終わり始め、桜の絨毯ができはじめてい … [続きを読む] |
近くのガソリンスタンドで給油していると店員のおじさんが面白いことを言う。 「木の芽どきというのは植物だけのことではなくて、人にも何か起こっているんですかねえ。木の芽どきになると妙な事件が起きますよねえ」 僕はちょっと考えて 「人間も動物だからねえ。春になると動物もホルモンがたくさん出て繁殖行動が盛んになるしね。メスの獲得競争も増えるんだろうな」 と答えた。枕絵のことを春画というな、春情なんてことばもあるし、と思ったが口には出さなかった。 そういえば、つい数日前には木の芽時まっただ中の渓流に行ったばかりだ。川の両脇にはずみずみずしい … [続きを読む] |
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