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俺はもう二度と帰らねえよ。 いつでも帰れるところがあると思うからいけねえんだ。 第6作『男はつらいよ 純情篇』から 寅さんはいつも旅先で故郷を想います。その「望郷の念」で、矢も盾もたまらず柴又に帰ってくるのです。 第6作『男はつらいよ 純情篇』で、長崎港で出会った子連れの女性絹代・(宮本信子)の宿賃を世話した寅さん。駆け落ちして以来、一度も故郷の福江島に帰っていないという絹代に付き添って、森繁久彌さんふんする父・千造に会います。 そこで「故郷はどこかね?」と訊かれた寅さんは柴又のこと、おいちゃん、お … [続きを読む] |
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上等上等、温かい味噌汁さえありゃ十分よ。 後は御新香、海苔、タラコひと腹。ね、カラシの効いた納豆。 これにはね、生ねぎ細かく刻んでたっぷり入れてくれよ。 第5作『男はつらいよ 望郷篇』から これは寅さんの「理想の朝ご飯」です。この後にこう続きます。「あとは塩昆布に生卵でも添えてくれりゃもう、おばちゃん何にもいらねぇな、うん」。これだけあれば、寅さんでなくても、誰も文句はありません。 旅先で偏食気味の寅さんの昼食は、いつもうどんやラーメンなどです。麺類が好き、ということもあるでしょうが、安価で手軽 … [続きを読む] |
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人間はなあ、額に汗して、油にまみれて働かにゃあ、 いけないんだよ。 第5作『男はつらいよ 望郷篇』から 寅さんは「反省」の人でもあります。自分の行い、これまでのことを振返り、悔い改めようとします。そのきっかけは、さくらのことばや、旅先で出会った人の影響だったりします。 額に汗して働くことは、粋でいなせな寅さんの生き方とは正反対です。「渡世人」を気取り、ときには「遊び人」と呼ばれて、まんざらではありません。額に汗して懸命に働く「労働者」と対極にあるのが、寅さんの矜持でもあります。 ところが寅さんが、その労 … [続きを読む] |
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銭さえあれば、私は今すぐにでも土産を買い込んで 故郷へ帰りたいのでございます。 第4作『新男はつらいよ』から フジテレビで「男はつらいよ」がスタートしたのが1968年の秋、この頃、ベトナム戦争、学生運動がメディアを賑わせていました。揺れ動く価値観のなか、それまで主流だった体制的、保守的なものへの「対抗文化」をカウンターカルチャーと呼んでいました。 音楽では、新宿西口フォーク・ゲリラや、アメリカの野外コンサートのウッドストック・フェスティバルがカウンターカルチャーの象徴となりました。映画でも、東映の高倉健 … [続きを読む] |
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インテリというのは自分で考え過ぎますからね。 そのうち俺は何を考えていたんだろうって、 分かんなくなってくる訳なんです。 第3作『男はつらいよ フーテンの寅』から かつて山田洋次監督は、筆者のインタビューに答えて「寅さんとインテリって、ミスマッチだから似合うんだよなぁ」とおっしゃっていました。まだシリーズが作られていたころのことです。 寅さんとインテリの対決は、シリーズ初期、随分と展開されていました。「ざまあ見ろい、人間はね、理屈なんかじゃ動かないんだよ」(第1作)と、独身時代の博に言い放ったことがありま … [続きを読む] |
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人の運命なんていうものは誰にもわからない、 そこに人生の悩みがあります。 第2作『続男はつらいよ』から 「天に軌道のあるごとく、人それぞれに運命というものを持って生まれ合わせております」。これは第2作『続男はつらいよ』で、京都は嵐山、渡月橋のほとりで易断本を売る、寅さんの口上です。 この京都で寅さんは恩師・坪内散歩先生(東野英治郎)と一人娘・夏子(佐藤オリエ)と再会。寅さんは散歩先生に、生みの母が京都にいること、会うべきかどうか迷っていることを相談します。寅さんはかつて柴又にいた芸者・お菊と、父親 … [続きを読む] |
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惜しまれて、引き止められるうちが花ってことよ。 第2作「続男はつらいよ」から 第2作『続男はつらいよ』は葛飾商業時代の恩師・坪内散歩先生(東野英治郎)と寅さんの心の交流が描かれています。 学校時代、手の付けられない不良だった寅さんと、生徒の人間性と人との関わりを大切にしてきた散歩先生との再会は、映画で描かれていない少年時代の寅さんの姿を、ばくたちにイメージさせてくれます。 一年ぶりに柴又に帰ってきた寅さんが、幸せそうに暮らしているさくらたちに安心して、すぐに旅に出ようとします。その理由が、お茶の一杯 … [続きを読む] |
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