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俺、定年なんてないもんね。 そっちどこで手に入れたんだ。 え、あれは区役所に行くのか? 第15作『寅次郎相合い傘』から 寅さんはフリーランスです。全国津々浦々、お祭りの縁日に合わせて、旅から旅の暮らしです。お寺や神社の境内や大道で、鮮やかの口上の啖呵売で、さまざまな品物を売るのが生業です。 寅さんは、サラリーマンのような定収はありません。社会保障もありません。自己責任でありますが、仕事や予定に縛られることなく「風の吹くまま、気の向くまま」に、生きているように見えます。 第15作『寅 … [続きを読む] |
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俺か? 恋をしていたのよ。 第15作『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』から 「男はつらいよ」を見ていて、いつも出てくる役者さんを見つけると、うれしい気分になります。旅先で寅さんが泊まる宿の仲居さんを演じている女優が気になっていたら、相当のフアンです。十中八九演じているのは、谷よしのさん。松竹の大部屋俳優さんです。谷さんは第1作では柴又町内のおかみさん、第5作『望郷篇』の冒頭の宿の仲居さんを演じています。第17作『寅次郎夕焼け小焼け』では、とらやの客で「お団子おいくら」と聞くと、寅さんに「二百万円」と言われビ … [続きを読む] |
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「相撲だけじゃなくて、尊敬されるような力士にならないといけない」。 鶴竜は伝達式を無事に終え、角界の最高峰を担う強い決意を示した。 「一生懸命努力します」。真剣な表情で語った口上は、難解な言葉などを使わずシンプルな内容だった。「(支えてくれた)皆さんにわかりやすく、自分の思ったことを伝えようとした。ちゃんと言えたかな」と鶴竜。派手さはないけれど実直な性格が、そのまま反映されていた。 ▼鶴竜の話 「口上は分かりやすく、自分の思ったことを伝えようと思った。これから、いろいろなことを学ぶと思う。でも今まで通りの、ありのままの自分で頑張 … [続きを読む] |
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社長の金の苦労に比べりゃ、俺の色恋沙汰の苦労なんてなあ、 ヘッ、屁みたいなもんだよ。 第14作『男はつらいよ 寅次郎子守唄』から 寅さんの実家の団子屋の裏手で印刷工場を営むタコ社長は、寅さんの良きけんか相手でもあります。中小企業の経営者の苦労を一手に背負ったような感じで、いつも愚痴をこぼし、金策に奔走しています。 演じたのは太宰久雄さん。浅草の海苔問屋の息子で、家業を継ごうと思っていたところ、戦災で実家が焼けてしまって断念。戦後、NHKの放送劇団に入って、役者の道に進みます。 余談ですが、タコ社長 … [続きを読む] |
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ああ、どうしてまぁ、こうも一週間が長いかねぇ。 第14作『男はつらいよ 寅次郎子守唄』から 山田洋次監督の映画が魅力的なのは、テーマだけでなく、ちょっとした笑いにも、観客にとって「身につまされる」ことが描かれているからだと思います。 第14作『寅次郎子守唄』で、寅さんは看護師・木谷京子(十朱幸代)に一目ぼれ。さくらが京子のコーラス・サークルに誘われ、寅さんも同行することになったのです。一週間を「一日千秋」の思いで、日曜を待っているのです。 ところがタコ社長にとって、一週間は「光陰矢の如し」です。忙しいと連 … [続きを読む] |
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にんげん、金があるからたって、決して幸せとは言えないよ。 第13作『男はつらいよ 寅次郎恋やつれ』から 「男はつらいよ」シリーズは、「人間の幸福について」をテーマにした映画です。山田洋次監督はデビュー作『二階の他人』(1961年)から、最新作『小さいおうち』(2014年)まで、82作の映画を撮り続けていますが、そのすべてが、「家族」を題材にしています。 ハナ肇さんの喜劇『馬鹿まるだし』(64年)でも、倍賞千恵子さんのミステリー『霧の旗』(65年)でも、吉永小百合さんの『母べえ』(2008年)でも、すべて「家族の幸せについて」と … [続きを読む] |
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○初優勝鶴竜関に伺います、おめでとうございます。 「ありがとうございます。」 ○初めて賜杯をだきました、どんなお気持ちですか? 「うれしいですね、それだけです。」 ○これまで二回あと一歩で逃がしてきた優勝です思いもひときわ大きいのではないですか? 「そうですね、三度目の正直というか本当に良かったです。」 ○そして場所後の横綱昇進に向けて、北の湖理事長が動くという、こういう発言がつい先ほどありました 「一生懸命、頑張ります。」 ○今場所始めての綱取りのかかる場所でどんな気持ちで毎日相撲を取ってきたんですか? 「 毎日毎日、1番1番、集中して … [続きを読む] |
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自分の気に入った作品は人に渡したくない。 ましてや気に入らない作品を売るわけがない、 だから金が全然入らない、これが芸術家ですよ。 第12作『男はつらいよ 私の寅さん』から 寅さんは、本質的なことをズバリ分かりやすくことばにして、教えてくれる人です。寅さんが芸術家について、ここまで理解しているのには理由があります。 第12作『私の寅さん』で、寅さんは小学校の同級生、デベソこと柳文彦(前田武彦)と再会。久しぶりに旧交を温めます。酔った勢いで、柳の実家に遊びに行くと、部屋にはカンバスに描きかけの絵 … [続きを読む] |
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長旅をして来た人は、優しく迎えてやらなきゃなぁ。 第12作『男はつらいよ 私の寅さん』から 寅さんは年中旅暮らしです。いつも、柴又でさくらは旅先の寅さんを案じています。第8作『寅次郎恋歌』でさくらが、こんな本音を漏らしたことがあります。「一度はお兄ちゃんと交代して、あたしのことを心配させてやりたいわ」。 寅さんは孤独な旅人ですが、このことばで、さくらの自分を思う気持ちを知り、その孤独が少しは癒されたのではないかと、ぼくが感じる名場面です。 でも、このさくらの「心配させてやりたいわ」ということばが、現実のものとなったことがありま … [続きを読む] |
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ああ、やっぱり家がいちばんいいや。 第12作『男はつらいよ 私の寅さん』から 第28作『寅次郎紙風船』での大分県夜明けの駅前旅館で、寅さんは相部屋となった愛子(岸本加世子)にフーテンの寅と名乗ります。「どうしてフーテンていうの?」と聞かれ「故郷を捨てた男だからよ」と二枚目を気取ります。 その「故郷を捨てた男」のはずの寅さんが、旅先でいつも想うのは、妹・さくらのこと、そして家族が住む柴又のことです。 第9作『柴又慕情』でも、福井県の茶店で「絶えて久しく帰らねぇなあ」と三十年も柴又に帰っていないようなそぶりを見 … [続きを読む] |
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