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朝日新聞 2013年1月1日付 朝刊 【想像して夢かなえた自分】 自分の子どもの頃を振り返ると、ぐんぐん伸びていた時期というのは、やっぱりサッカーを楽しんでいたときなんです。 いろいろな思い出がありますが、小学校6年生のときに愛媛FCの入団テストに落ちて、道をそれてしまった頃のことを話しましょう。 ぐれた中学生 あのとき、僕はもうサッカー選手としては成功できないんだと思ってしまっていました。中学のサッカー部に入ったのですが、そこは不良の集まりで、サッカーはほとんどやっていませんでした。部活の練習に行かなくなっただけでなくて、学校もさぼるよ … [続きを読む] |
朝日新聞 2012年8月3日付 朝刊 【内村 究めた美】 内村が日本人選手28年ぶりに手にした男子個人総合の金メダルは「美しい体操」を目指し、努力を重ねた証だった。 3歳から両親が営む教室で、内村は体操を始めた。泣き虫で、技の習得も同じ年頃の子どもより遅かった。 優れていたのは、「イメージ力」だ。6歳のとき、福岡であったユニバーシアードを観戦しに行った。「早い時期から美しく良い演技を見せたかった」と父・和久さん。当然、そんな技はできない。だが、見ることで、イメージはつかめた。 小学生時代の内村の自由帳には、連続写真のように技を切り取ったイラ … [続きを読む] |
桐生タイムス 2011年1月4日付 夕刊 【桐生舞台に劇場映画】 桐生地区の民話をベースに脚本を仕上げ、地元を舞台にした劇場向けの長編映画をつくろうと、桐生市境野町出身の映画監督・草野翔吾さん(26)が活動を本格化させている。いわば”メードンイン桐生”の映画づくり。これまでに「築地銀だこ」で知られるホットランド(佐瀬守男社長、桐生市広沢町4丁目)の全面バックアップが決定。撮影や照明など、スタッフの一部もすでに固まっている。1月中にも桐生のまちなかにスタッフルームを開設したい構えで、「スタッフルームを通じて市民との交流を図りたい。桐生を全国発 … [続きを読む] |
2013/12/21 朝刊 大相撲九州場所14日目で稀勢の里(左)が上手投げで白鵬を破る=11月23日、福岡国際センターで 横綱白鵬とまともにぶつかって胸を合わせた。先に右上手を奪い、大関稀勢の里が前へ。土俵際で横綱の左下手投げに崩れかけながらも、上手投げで裏返した。九州場所14日目(11月23日)に無傷の白鵬を倒した真っ向勝負。一人の観客が始めた万歳があっという間に福岡国際センターに広まっていった。 福岡の座布団は連結され、飛ばせない。歓喜の表現手段が万歳になったとはいえ、敗者へのいたわりが美徳の大相撲では異例の出来事だった。 万歳が何 … [続きを読む] |
2013/12/21 朝刊 環境省は二十日、来年春のスギとヒノキの花粉飛散量は、今年春と比べて全国的に少なくなるとの予測を発表した。過去十年間を平均した例年の値と比べ、北海道と四国、九州の一部を除いて少なく、半分以下の地域もあるとしている。 今年の夏は日照時間が長く、気温が高めで花粉を飛ばす雄花が来年春に多くなりやすい気象条件だった。しかし、今年春に実が多くできた影響で雄花が形成されにくくなっており、花粉飛散量は少ないと予測される。 福島、茨城、新潟、富山、石川、愛知、山口、鳥取の各県の花粉飛散量は、例年の20~30%台と見積もった。今年 … [続きを読む] |
中日新聞 2012年12月31日付 朝刊 【夢追う姿 応援歌】 夢をかなえる――。震災からの復興が始まったばかりの日本で、小さな幸せの種をまき、懸命に夢を育んでいる人たちがいる。大きな夢であれ、小さな夢であれ、それは周囲にも勇気や希望、元気を運んでくれる。足元の暮らしを見つめながら、夢に向かって走る人々を追った。 歌が下手だから、不器用だから、誰よりも長い時間、路上で歌おう―。シンガー・ソングライターの宮崎奈穂子さんはそんな思いで5年以上、毎日のように路上ライブを続けてきた。そして、路上で出会った人たちの応援を募り、今年11月、日本武道館で単 … [続きを読む] |
2013/12/19 朝刊 花巻東(岩手)の小兵選手を注視する4万人の観衆がどよめいた。「ファウル打ちの名人」が一転して早打ち。過去3試合の感嘆とは明らかに違い、「どうしたのか」という驚き、戸惑いの表れだった。 8月21日の全国高校野球選手権大会準決勝。大会で最も小柄な156センチの千葉翔太が4打席であっさり凡退した。投手に投げさせたのはわずか10球。打撃内容が別人のように変わっていた。 準々決勝までの15打席は実に98球も投げさせた。際どいコースはカットしてファウルで粘り、甘く入ったボールは巧みに左右へ打ち分けた。定位置を確保するため … [続きを読む] |
静岡新聞 2012年12月9日付 朝刊(共同) 【ⅰPS成功「予期せぬ結果」】 山中教授 講演 医療応用へ決意 〔ストックホルム共同〕ノーベル医学生理学賞を受賞する山中伸弥京都大教授(50)7日午後(日本時間7日深夜)、ストックホルムのカロリンスカ研究所で記念講演し「予期せぬ結果と、素晴らしい師との出会いが幸運だった」と振り返り、今後の医療応用に向けた研究への決意を明らかにした。 記念講演は10日の授賞式を前に、一般の人々に成果を紹介する恒例行事。山中教授は、世界を驚かせた人口多能性幹細胞(ⅰPS細胞)に至る経緯をユーモアを交えた話しぶりで披露し、 … [続きを読む] |
中日新聞 2013年1月16日付 朝刊 【「違い」を「価値」にする】 「みんなで円陣をつくって」 全盲の久保博揮さん=名古屋市昭和区=が呼び掛けると、アイマスク姿の男女7人は「ここにいます」と言う互いの声を頼りに、手をつないだ。 昨年末、昭和区のカフェで開かれたイベント。目が見えない体験を通じ、知らない者同士がコミュニケーションを図るのが目的だ。男性会社員(38)は、「初対面の人と話す方ではないが、目が見えないと素直に話しかけられる。手をつなぐのも抵抗がない」と話す。久保さんは「見えないからこそのメリットがある。障害と考えず、前向きに価値とし … [続きを読む] |
上毛新聞 2013年1月1日付 朝刊(共同) 【不安と希望 素直のままに】 東日本大震災から2年近く、被災地から離れた土地では、早くも震災の記憶が風化し始めたいう声も聞かれる。しかし、津波の傷痕は深く残り、東京電力福島第1原発事故の収束も見えない。「震災を風化させない」。被災者自身がその苦しみや悩みを、映像や音声表現を通じて伝え続けようとしている。 満開の桜の下、公園ではしゃぐ女子高校生たち。並んだ屋台を背に、赤いりんごあめを手にして笑っている。そこに静かなナレーション。 ―ここには笑顔の数と同じくらい、いや、それ以上に、不安や苦しみがあ … [続きを読む] |
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