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苦労したんだなぁ、本当に皆さんご苦労様でした。 第48作『男はつらいよ 寅次郎紅の花』から 最終作となった第48作『寅次郎紅の花』のラストで、寅さんは神戸市長田区の被災地を訪ねます。寅さんはこの地で、阪神淡路大震災に逢い、そのままボランティア活動をしていたのです。それから11カ月後のお正月、寅さんが「菅原市場 復興祭」へやって来たのです。 『寅次郎紅の花』では、寅さんとリリー(浅丘ルリ子)は奄美群島の加計呂麻島(かけろまじま)で楽しい日々を過ごし、二人そろって柴又のくるまやに帰ってきます。ちょっと … [続きを読む] |
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おばちゃん、俺はこの鉛筆見るとな、 お袋(ふくろ)のことを思い出してしょうがねえんだい。 第47作『男はつらいよ 拝啓車寅次郎様』から 第47作『拝啓車寅次郎様』で満男(吉岡秀隆)は大学を卒業し、靴メーカーの営業マンとして就職します。久しぶりに帰ってきた寅さんを囲んでの茶の間のひととき、「仕事は面白いか?」と寅さんに聞かれた満男は、不平不満をこぼします。 それを聞いた寅さんは「勝負してみるか」と、机の上にあった鉛筆を「俺に売ってみな」と満男に差し出します。何十年もの長い間、口八丁で啖呵売(た … [続きを読む] |
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旅というものはな、 行き先を決めてから出かけるもんじゃねえんだよ。 第46作『男はつらいよ 寅次郎の縁談』から 寅さんは、旅から旅への人生を送っています。財布に五百円札一枚しかないこともあります。大抵は、地方の商人宿と呼ばれた、木賃宿に泊まっているのですが、それとてお財布と相談です。予算が足りないときは、駅のベンチで寝たり、満天の星を眺めながら、草むらでゴロリと寝ているかもしれません。 「風の吹くまま、気の向くまま」の名ぜりふの通り、寅さんはマイペースで旅を続けているように見えます。当たり前で … [続きを読む] |
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ちょいとだけ、いい男ぶらしてくれよ。 第45作『男はつらいよ 寅次郎の青春』から 全48本作られた「男はつらいよ」シリーズのなかで、最もカッコいい寅さんの登場シーンといえば、第45作『寅次郎の青春』だと思います。 宮崎県は油津(あぶらづ)港にほど近い、堀川運河にかかる小さな橋のたもとにある理容店の女主人・蝶子(風吹ジュン)が、行きつけの食堂でお昼休みを過ごします。カウンターに座り、ママにこんなことを言います。 「あーあ、どっかにええ男でもおらんじゃろか? 沖縄でん、北海道でん、ついていくっちゃけ … [続きを読む] |
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寂しさなんてのはな、歩いているうちに風が吹き飛ばしてくれらぁ。 第44作『男はつらい 寅次郎の告白』から 1991(平成3)年12月に公開された『寅次郎の告白』は、寅さんのおい・満男(吉岡秀隆)とガールフレンド・及川泉(後藤久美子)の恋を描く「満男シリーズ」の三本目です。 両親が離婚し、水商売をしている母・礼子(夏木マリ)と名古屋に住んでいる泉も高校三年生。就職の面接のために上京。たまたま柴又に帰ってきた寅さんは、さくらたちとともに、寂しい思いをしている泉を本当の家族のように迎えます。 ところが、高 … [続きを読む] |
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貧しいね、君たちは。二言目には金だ。 金なんかなくたっていいじゃないか、美しい愛さえあれば! 第43作『男はつらいよ 寅次郎の休日』から 寅さんは年中恋をして、年中振られている。そんなイメージがありますが、シリーズを見てゆくと、さまざまなかたちの愛が描かれています。 自分の気持ちを伝えることなく、そっと相手の幸福を願うだけのこともあれば、困っている相手のために、奮闘努力することもあります。でも、寅さんは自分の恋する気持ちを、一方的に相手に押し付けることはしません。また、相手から何かの見 … [続きを読む] |
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私は、おいの満男は間違ったことをしていないと思います。 第42作『男はつらいよ ぼくの伯父さん』から 「男はつらいよ」は、第42作『ぼくの伯父さん』から、平成の若者たちの、決してスマートとはいえない生き方を応援する「青春映画」へとシフトしてきました。世は変われども、変わらないのは、若者の悩みでもあります。 この作品から吉岡秀隆さんふんする満男の初恋の人・及川泉役として後藤久美子さんが出演。それまで「男はつらいよ」とは無縁だった若い世代が劇場に駆けつけ、観客動員数も上昇しました。 浪人生の満男は、 … [続きを読む] |
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酒のにおいが腹の真にじぃっと染み通ったころ、おもむろに一口飲む。 さぁ、お酒が入っていきますよ、ということを 五臓六腑に知らせてやるんだ。 第42作『男はつらいよ ぼくの伯父さん』から 1969年に始まった「男はつらいよ」シリーズは、昭和40年代末から60年代にかけて、多くの観客を魅了し、国民的映画シリーズと呼ばれるようになってきました。お盆とお正月、年2回、公開される新作は、日本人の歳時記のようなものとなりました。 このシリーズと寅さんは「変わらない」ことを身上に続いてきました。まだシリーズが続いてい … [続きを読む] |
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じゃ、また夢の続きを見るとするか。 第41作『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』から 第25作『寅次郎ハイビスカスの花』のクライマックスで、寅さんは、リリー(浅丘ルリ子)に「俺と所帯を持つか」といいます。その気持ちをうれしく思いながらも、受け止めかねたリリーは「私たち、夢見てたのよ、きっと。ほら、あんまり暑いからさ」といい、寅さんは「そうだよ、夢だ、夢だ」とがっかりします。 これを失恋とするかはともかく、二人はまた旅の人となります。山田洋次監督が素晴らしいのは、ラストで二人を再会させて幸福なエンディング … [続きを読む] |
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どこの川の流れも同じだなぁ、 流れ流れて、どこかの海に注ぐんだろう? 第41作『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』から 寅さんの故郷のイメージは、悠々たる江戸川の流れにあると思います。それが少年時代の原風景であることは、映画を観ているとよくわかります。寅さんには川辺がよく似合います。 第17作『寅次郎夕焼け小焼け』では、夏の日差しのなか、兵庫県たつの市の揖保川(いぼがわ)のたもとでアイスキャンディーをほうばります。 第22作『噂の寅次郎』では、静岡県島田市の大井川にかかる蓬莱橋(ほうらいばし)で、旅の … [続きを読む] |
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