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こと色恋の道にかけては、俺の前ではおまえは くちばしの黄色いヒヨコも同然だよ。 第35作『男はつらいよ 寅次郎恋愛塾』から 寅さんは「恋の達人です」。厳密にいえば、恋をすること、相手を想うことにかけては、他の追随を許しません。 第1作では、妹・さくらに恋をした博、第10作『寅次郎夢枕』では、東大理学部の助教授・岡倉先生(米倉斉加年)、第14作『寅次郎子守唄』では、千住の玩具工場の労働者・大川弥太郎(上條恒彦)などなど、寅さんは、これまでも多くの悩みを抱えた男の恋の指南役を買って出ていました。 そのア … [続きを読む] |
労働者諸君!田舎のご両親は元気かな。 たまには手紙を書けよ。 第34作『男はつらいよ 寅次郎真実一路』から 寅さんの名文句の一つに「労働者諸君!」があります。実家の団子屋の裏手にある。タコ社長の印刷工場・朝日印刷で働く若者たちを、寅さんはこう親しみを込めて呼びます。渥美清さんの晴れやかで、明るい声の「いよ、労働者諸君!」がまたいいのです。 寅さんは額に汗して真面目に働いている人に、憧憬(しょうけい)を抱いています。第5作『望郷篇』では、真面目になろうと一念発起、朝日印刷で働くことを決意します … [続きを読む] |
4月3日ちょっと青いものが見える隣は部屋から出したもの。 今日5月2日。 前月の2日の日記に室内で越冬したヒコバエ新しい葉が伸びて来たと書きましたがどうも違ったようです。 昨年12月3日寒さで傷んできたので一つ室内に入れもう一つはそのまま外に置きました、思った通り室内のものは残り外は枯れました。のはずが… 今見ると越冬したモノが、そのまま成長を続けているのではないのです。越冬したヒコバエの脇から新しい芽が出て伸びたようです。(役目を終えたらヒコバエ君は枯れるのでしょうか) もう一つの外に置き放しの方。完全に枯れたはずなのに、前月えっと思っ … [続きを読む] |
そこが渡世人のつれぇところよ。 「男はつらいよ」各作から 「男にはつらいことがあるけれど、顔で笑って、肚(はら)で泣くものだ」とは星野哲郎さん作詞、山本直純さん作曲の主題歌「男はつらいよ」で歌われている寅さんの心情です。 テレビ版のプロデューサーで演出家の小林俊一さんが、仮題の「愚兄賢妹」から「男はつらいよ」にしたのは、その星野哲郎さんが作詞した「意地のすじがね」という北島三郎さんの歌の歌詞がきっかけだったそうです。 渥美清さんは北島三郎さんの歌のフアンで、そのなかに「つらいもんだ … [続きを読む] |
5月1日の朝は霧でした。 5月1日は年始から121日目年末まで244日です。 今年の3分の1のところです、まだ、今までのバイもあります。 昨日までの雨も上がって気持ちのいい霧景色です。 目の前のお茶の芽や若葉は霧が晴れれば眩しく輝きます明日は八十八夜おいしいお茶が生産されるでしょう。 ↓ ↓の文は皆さん読んだと思いますがコラボレーションさんが4月28日に投稿されたブログの書き出しです。 今年も茶工場を歩き始めています。生産者の皆様は厳しい面持です。 このままでは反収23万円の経費が平均的ですが、その経費の70%ぐらいの収入しかない可能性もはらんでいます。 … [続きを読む] |
おまえと俺が兄弟分だったのは昔のことだ。 今はおまえは堅気の商人(あきんど)だぞ。 第33作『男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎』から 第1作『男はつらいよ』のラスト近く、寅さんは舎弟・川又登(津坂匡章、現・秋野太作)に厳しく説教をします。寅さんと旅を続けるつもりの登に、「これから一体どうするつもりなんだい、おまえ、俺みてえになりてえのか」と寅さん。若い登を心配してのことです。 20年ぶりに故郷に帰った寅さんは、心のどこかで堅気に戻りたいと思っていたのかもしれません。父親と大げんかをして家出をして、テキ屋 … [続きを読む] |
私もひたすら反省して、人に尊敬される人間になろうと思います。 第32作『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』から このことばは、第32作『口笛を吹く寅次郎』のラストに寅さんが、さくら、博、満男に出した年賀状の結びの文章です。寅さんは旅先のさまざまな人との出会いを大切にしています。そこから幾つもの物語が生まれました。 第32作の冒頭、吉備路を走る伯備線のなか、三歳ぐらいの女の子を連れた男(レオナルド熊)と出会います。「これは俺の命よ」と娘をいとおしげに見詰め、満面の笑みを浮かべます。 男は一人で娘を育てな … [続きを読む] |
男の子はね、おやじとけんかして、家を出るくらいでなきゃ、 一人前とは言えません。この私がいい例ですよ。 第32作『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』から 寅さんは16歳のとき、父親と大げんかして20年、故郷柴又に戻りませんでした。その間のことは、映画では描かれていませんが、決して平坦な人生ではなかったはずです。 それゆえに、男の子はかくあるべき、ということばには、寅さんの人生経験が裏打ちされているような気がします。考えてみれば、洋の東西を問わず、波瀾万丈の人生を送るヒーローは、若いときに、なんらかの理 … [続きを読む] |
早いもので四月尽も迫る。齢(よわい)を重ねるほど一日や一年が過ぎるのが早くなる。「人の感じる時間の長さはその年齢に反比例する」。「ジャネの法則」というそうだ ▼年齢による経験で時間の受け止め方が異なるためという。三歳の子にとって一年間は人生全体の三分の一。五十歳の人間には五十分の一。時が軽くなるということか。時の流れを押しとどめたい年齢層には嫌な法則でもある ▼もっと気の重くなる時間のたとえがある。「人生時間」という。年齢を三で割ってみる。人生を一日間に置き換えた場合、自分が何時にいるのかが分かるそうだ。三十歳なら割る三で十。 … [続きを読む] |
レントゲンだってやっぱりね、 あれ、ニッコリ笑って写した方がいいと思うの。 だって明るく撮れるもの、そのほうが。 第32作『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』から 「男はつらいよ」には、しばしば写真にまつわる笑いがあります。これは第32作『口笛を吹く寅次郎』で、博の父の菩提寺である岡山県備中高梁市の蓮台寺の庫裏で、和尚(松村達雄)と、その娘・石橋朋子(竹下景子)に寅さんが話した「レントゲン」をめぐる笑い話です。健康診断を受けた寅さん、医者が笑っている理由がわからず、お医者さんに聞いたら「君、レント … [続きを読む] |
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