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中日新聞スポーツ面の小さな囲み記事を写します。 <あんま> 「おい、あんましろ」。 稽古場で親方の指示が飛ぶ。 「あんまさせてもらえ」とも。声を掛けられた若い力士は番付上位の力士に稽古をつけてもらう。下位力士の鍛錬となり、実力差のある上位力士にとってはウオーミングアップとなる。軽く体をほぐす意味から「あんま」となった。 高安も新弟子当時、稽古場で「あんまって、こういうことなんだ」と理解したという。 序二段や三段目のころ、あんました相手は若の里や稀勢の里、現在の師匠である隆の鶴に引退した隆乃若。兄弟弟子に恵まれ、強くなった。今 … [続きを読む] |
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中日新聞スポーツ面の小さな囲み記事を写します。 <とうすけ> 関取に金を貸して利子で懐を温める。小銭をためて交換した紙幣をピーンと伸ばし、半紙に挟んで持ち歩く。そんな力士が明治時代に実在した。三段目が最高位の藤田川藤介。「藤助」の表記も見られるが、相撲博物館に残る資料には「藤介」とある。 「関取衆で飯に行って、細かく割ったとき『とうすけ』って言うよね」と琴奨菊。要はけちん坊。大関は名前が隠語になり「すごい」と感心する。でも本当にすごいのは逸話の数々。 地方巡業では客の食べ残しを集めて折詰に。どんな顔か見たいが、金だけでなく「 … [続きを読む] |
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中日新聞スポーツ面の小さな囲み記事を写します。 <星を取る> 行司にとって嫌な話題がある。「今場所、星いくつ?」とか「きょう、星を取ったよ」とか。間違えずに軍配を上げて当然の行司に、白星はない。星と言えば黒星。差し違えを意味する。 立行司の式守伊之助は「力士は8勝7敗で勝ち越し。行司は1回、星を取ると気持ちは負け越しと一緒」と話す。次の日も差し違えるのではないかと不安が襲うが、気持ちを引きづることは厳禁という。立行司が差し違えれば、理事長に進退伺を出すことになる。 同じ「星」でも、角界全体では女性や恋人を指すことも。「金星」 … [続きを読む] |
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中日新聞スポーツ面の小さな囲み記事を写します。 <やまいく> 兄弟子たちが「やまいった、やまいった」と繰り返す。新弟子だった佐田の海の頭の中は「?」。思い浮かぶのは「山」。登山にでも行ったのかと思ったという。「やまいく」は「やまいがいく」がつまった表現。やまいは病。つまりはけがをすることだ。 4年前の秋場所千秋楽。十両の佐田の海は右足首を脱臼骨折する大けがを負った。「あり得ない方向に足が曲がった。やまいったときは、相撲人生が終わったな、と思った」。しかし陥落した幕下で2年間、辛抱した。努力はうそをつかない。十両に返り咲き、 … [続きを読む] |
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中日新聞スポーツ面の小さな囲み記事を写します。 <北を向く> 今年の名古屋場所は休場してしまった横綱日馬富士が以前、焼肉店に行ったときのことだ。店員の接客態度がよろしくない。注意しても、まともに顔も見ない。 「おい、北を向いているのか」。返ってきた言葉は「いいえ、下を向いています」。 日馬富士は「初めて相撲界の言葉だと知ったよ」と苦笑いする。 社殿を北向にした珍しい「北向き天神」。しゃれで「北向き変人」に転じ、「北向き」は変わり者やすねた人を指すようになった。「北を向く」とはすねたり、怒ったりすること。下を向いた店員は相当、落 … [続きを読む] |
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中日新聞スポーツ面の小さな囲み記事を写します。 <しゃみち> 立ち合いから一直線に、まるで電車が真っすぐな線路上を走るように押すことを「電車道」という。略して「しゃみち」。現在、「ミスター電車道」の称号をつけるなら豊響だろう。ゴツンと当たり、猛牛のように前に出る。 本人は昨年九州場所の北太樹戦が会心の内容だったという。「パッと出て、俵の前で急停車。勇み足があるからね」。ノンストップでは星を落としかねない。急発進と急停車の共演がしゃみちの極致。 「しゃみちで勝つと全然違う。気持ちが乗り、勢いがつく」 6月に婚約を発表した。一目ぼ … [続きを読む] |
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中日新聞スポーツ面の小さな囲み記事を写します。 <えびすこ> 「えびすこが一番強いのは舛ノ山かな」。横綱白鵬の見立てだ。 現役の大食いナンバーワンは、元幕内で膝を手術し幕下に落ちている24歳。名古屋場所は休場したが、本人によれば夜のちゃんこ後に博多ラーメン替え玉15玉でまだ余裕の時があったという。 「えびすこを決める」と言えば、たらふく食べること。七福神で知られるえびすさんの大きな腹に由来するとか、えびすさんを祭るえびす講で腹いっぱい食べる習慣があったからとか諸説あり。 仮に「えびすこ番付」をつくるなら、舛ノ山が横綱で白鵬自身は … [続きを読む] |
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中日新聞スポーツ面の小さな囲み記事を写します。 <ヌケヌケ> ある力士が白星と黒星を交互に繰り返すことを指す。ばくちで丁と半が交互に出たときの言葉が戦後、相撲界に転用されたのだとか。 直近で15日間、ヌケヌケをやったのは11年前の九州場所の玉飛鳥までさかのぼる。白星スタートだから千秋楽に勝ち越した。珍事ともてはやされても、今も元気に十両を務める32歳は「勝って『ヨッシャー』と思ったら負けての繰り返し。波に乗れず、精神的にきつい。もうヌケヌケはこりごり」。新十両で初めて経験する15日間でヌケヌケは、相当苦しかったようだ。 ちな … [続きを読む] |
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中日新聞スポーツ面の小さな囲み記事を写します。 <ひたち> 旭天鵬が握った両手を鼻先で重ね、てんぐの鼻をつくる。 「こんな時に『あいつはひたちだ』って言うよ。生意気という意味で」。 モンゴル出身の40歳は角界入りして「おはよう」と同じように一つの言葉として覚えた。だから由来は気にしなかったという。 明治時代、茨城県出身の常陸潟という三段目の力士がいた。見えっ張りでほら吹き。そんな人を「ひたち」と呼ぶようになった。現在は、いいかっこうに加え、旭天鵬が指摘する態度が大きい場合につかうことが多い。しこ名が語源。年齢からは想像できない … [続きを読む] |
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中日新聞スポーツ面の小さな囲み記事を写します。 <おこめ> 「おこめもらった?」 「おこめもらってません」。 豊ノ島は新弟子時代の兄弟子とのやり取りを思い出す。 「本当のコメをもらえると思ったんで」と笑う。 事実、江戸時代には大名のお抱えだった力士には給与として扶持米(ふちまい)が与えられた。そこからお金や小遣いを意味するようになった。豊ノ島はテレビのバラエティー番組の出演も多く、おこめを手にしているが、それは巧みな話術があってこそ。 こめを入れる「こめびつ」となると、稼ぎ頭になり得る力士、つまりは将来有望な力士を指す。相撲協会の … [続きを読む] |
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